...大正十年三月下旬から同年七月上旬に至る一百二十余日の間(かん)に上海(シャンハイ)...
芥川龍之介 「「支那游記」自序」
...しかもこの下流地方は一旦水害を蒙ると水勢の関係で百余日も水がひかぬという特殊事情があった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...昼夜(ちうや)をわかたざる事十余日...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...百余日さまよいあるいて...
種田山頭火 「行乞記」
...未(ま)だ未だ余日(よじつ)もあること...
直木三十五 「大岡越前の独立」
...そうしてその三百六十余日の歳月とても...
中里介山 「大菩薩峠」
...「平洲為之称有疾、謝来客、息講業十余日、無朝無暮、語言一室、若引緒抽繭、縷々不尽」であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...初めの五十余日は...
山本周五郎 「さぶ」
...十年余日にわたってくりかえされたものであるが...
山本周五郎 「城を守る者」
...その三十余日のあいだ...
山本周五郎 「末っ子」
...僅か二十余日でどん詰りまで来た...
山本周五郎 「花も刀も」
...「断食三十余日めに」うんぬんということばと共に...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...いつか七十余日である...
吉川英治 「私本太平記」
...ここ百余日の期間を...
吉川英治 「私本太平記」
...帝にとって百余日の八寒(はちかん)の獄が...
吉川英治 「私本太平記」
...日にすれば――赤穂退散以来の六百五十余日――その間の浪人たちの生活費や...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...生れてまだ五十余日と聞いていたが...
吉川英治 「源頼朝」
...まだ初春(はる)までには十日あまりの余日があるので...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索