...(余年を)楽しむ - Enjoying one's remaining years....
...彼は余年を過ごした...
...余年を持たせてくれ...
...余年を過ごすために貯蓄する...
...彼女は余年を生きるために健康に気を配っている...
...二千余里を隔て二十余年も別れていた故郷に帰って来た...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...七十余年も遡(さかのぼ)って万治(まんじ)三年の頃に備前の太守池田新太郎少将光政(いけだしんたろうしょうしょうみつまさ)の落胤と名乗って...
江見水蔭 「備前天一坊」
...その後三十余年の間に時おり手に触れた文学書の...
寺田寅彦 「科学と文学」
...それがめぐりめぐった二十余年の今日の嵐の東京でアメリカ名物マーカス・ショーを見ようというのである...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...淺野先生が二十余年に亘る研究の結果の数種の著述心霊講座...
土井晩翠 「小桜姫物語」
...俺は三十余年、剣術を稽古した...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...数(かぞう)れば今より十余年ほど前の事に相なり候...
永井荷風 「榎物語」
...僕夜半夢覚めてつらつら四十余年の生涯を顧るに...
永井荷風 「桑中喜語」
...漢の勢威の絶頂に当たって五十余年の間君臨したこの大皇帝は...
中島敦 「李陵」
...和算の繁栄は近々二百余年に過ぎないので...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...世がこぞつて菊五郎をほめ出した十余年前...
三宅周太郎 「中村梅玉論」
...既にまた歳月は二十余年を経た...
三好達治 「池のほとりに柿の木あり」
...今より十余年前の事なり...
柳田国男 「遠野物語」
...それは既に十余年前の事実である...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...今は二百余年を経...
吉川英治 「三国志」
...しからずんば、せっかく、三十余年、旗に漢室への忠誠をかざし、口に万民のためと称しながら、結局、あなたご自身の慾望に過ぎなかったということになりましょう...
吉川英治 「三国志」
...自分が母の愛というものを意識してから今日にいたるまで、殆ど四十余年、いまだに広島の屋敷では、孫の余一の嫁が納(おさま)らなかったり、家事に苦労がたえないでいるらしい...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
...二千余年の治乱を語り...
吉川英治 「山浦清麿」
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