...彼の勝利の余威がまだ残っている...
...その大統領の余威はすでに衰えている...
...大雨の余威が残っているため、明日も用心してください...
...前回の優勝チームの余威に圧倒されている...
...地震の余威で建物が揺れている...
...連勝の余威に乗じたる義仲の軍鋒を破れり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...水島室山の戦ありてより連勝の余威を恃める平氏が...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...ロイテン会戦ロスバハに仏軍を大いに破ったフリードリヒ大王は戦捷の余威を駆って一挙に墺軍をシュレージエンより撃攘せんとしブレスラウに向い転進した...
石原莞爾 「戦争史大観」
...また明暦元年には愛親覚羅(あいしんかくら)氏が支那一統の余威を以て新(あらた)に使節を沖縄に派遣するという噂を聞いて...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...光栄ある戦捷(せんしょう)の余威は産業の勃興...
大隈重信 「〔憲政本党〕総理退任の辞」
...文壇には江戸文芸の余威(プレスチーヂ)が尚ほ熾んであつたのだから...
坪内逍遙 「斎藤緑雨と内田不知菴」
...列祖の余威に拠(よ)り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...赫々(かくかく)たる徳川覇府(はふ)の余威を籍(か)り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...豊公の余威をなるべく隠そう隠そうとつとめたような形跡もないではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...余威殷々(いんいん)...
穂積陳重 「法窓夜話」
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