...彼は試合終了後も余勢を駆って走り続けた...
...余勢を駆って勉強に取り組む...
...仕事の合間に余勢を利用して運動する...
...余勢をかって突破する...
...余勢を駆使して新しいチャレンジに挑戦する...
...その余勢でもつて...
薄田泣菫 「独楽園」
...その余勢が朝鮮女の家へまで連れていつた...
種田山頭火 「行乞記」
...ひた奔る馬は余勢を駆って...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...強(し)いて空虚を充たそうとする自覚的努力の余勢がかえって空虚その物を引展(ひきの)ばすようにも思われた...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...その余勢の及ぶ所...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...坂道の余勢をもって...
豊島与志雄 「狐火」
...わたくしは崖をかけ下りた余勢で...
永井荷風 「冬の夜がたり」
...もともとが君の豊漁を悦ぶあまりの余勢なのである...
牧野信一 「初夏通信」
...彼はその余勢をもって絵事を試みしかども大成するに至らざりき...
正岡子規 「俳人蕪村」
...それと等しくヒルデプランチアも元海に生えたが繁殖の余勢で淡鹹両水の雑(まざ)った江に侵入しそれから高地の急流や滝が岩を打つ勢いちょうど海波が磯を打つに均(ひと)しき処に登って生存し居るらしい...
南方熊楠 「十二支考」
...余勢でまた刀を振っている)何ですか?(チョットした間...
三好十郎 「斬られの仙太」
...なお余勢(よせい)ある荒木村重の尼ヶ崎と花隈の二城へたいして...
吉川英治 「黒田如水」
...余勢の激流は滔々(とうとう)と岸を洗っている...
吉川英治 「三国志」
...その余勢をもって...
吉川英治 「三国志」
...掃蕩(そうとう)の余勢を駆ッて...
吉川英治 「私本太平記」
...馬の余勢なりで跳んで行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...即ちここの二万余勢の総兵力も...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝利の余勢で平定したといってよい...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索