...よく美術展に来る余人の意見も聞き入れたい...
...彼女は余人に頼まれた手伝いを引き受けてくれる心優しい子だ...
...僕はただ余人の追っかけをするのが好きだ...
...インターネットは余人の世界観を広げるのに役立つ...
...面接で余人を上回る自己紹介ができなかったため、不合格になってしまった...
...彼のは余人の真実よりもはるかに紅血を滴らしている...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...虎船長をはじめ余人を...
海野十三 「火薬船」
...その内で濃尾の地震には七千余人の死人を出し...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...荒木又右衛門(あらきまたえもん)が三十余人を相手に奮闘するのを見て理屈抜きにおもしろいと思わない日本人は少ないであろう...
寺田寅彦 「映画時代」
...「余人はおらぬ、申してよい」床柱から、身を放すと、二人をきっと眺めた...
直木三十五 「南国太平記」
...千余人の影は一度に動き出した...
夏目漱石 「野分」
...近所の衆など総勢三十余人...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...余人に先(せん)を越されてはならない...
吉川英治 「江戸三国志」
...余人(よじん)は知らず...
吉川英治 「三国志」
...余人の手に渡しては恥辱だ」と...
吉川英治 「三国志」
...武士千余人はいたはずであるが...
吉川英治 「私本太平記」
...――陸上へ躍りあがったものの、新田がたの重囲に持ちこまれて、あなたこなたで、みすみす討死をとげてしまった者、二百余人...
吉川英治 「私本太平記」
...明け空近い旗風の下の一万余人は...
吉川英治 「新書太閤記」
...もちろんこれは後の調査によるものであったが――明智軍の死者三千余人...
吉川英治 「新書太閤記」
...これが、余人であったら、このたびの痛事を、こうさらりと、湯茶を呑むように呑みきれまい」かれに熱鉄を呑ませた当人だけに、秀吉はよく相手の気も買っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...そのほか七百余人の士卒が従っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...捕手二十余人をつれた雷横は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...一六一四年の追放者百余人...
和辻哲郎 「鎖国」
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