...よく美術展に来る余人の意見も聞き入れたい...
...彼女は余人に頼まれた手伝いを引き受けてくれる心優しい子だ...
...僕はただ余人の追っかけをするのが好きだ...
...インターネットは余人の世界観を広げるのに役立つ...
...面接で余人を上回る自己紹介ができなかったため、不合格になってしまった...
...「ややッ!」おどろきの叫び声! 叫んだのは、余人でない、怪人ガスコだった...
海野十三 「怪星ガン」
...下見レ有二素娥十余人一...
高木敏雄 「比較神話学」
...大夫尉景廉さま以下の御家人が百余人も出家を遂げられ...
太宰治 「右大臣実朝」
...雑多な土人三十余人をひきつれてゐました...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...左右に並んだ弟子たちが十余人...
中里介山 「大菩薩峠」
...土方を先に十余人が乗物のあとをついて...
中里介山 「大菩薩峠」
...今日は塩市をあての買物を兼ねて十余人の百姓をつれて――この百姓たち...
中里介山 「大菩薩峠」
...一人にて負へる宇宙の重さよりにじむ涙の心地こそすれ君と暮した四十年間十余人の子女を育てて私は重荷を負ひ続けて来た...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...張端等十余人各途を分ち非行すと...
南方熊楠 「十二支考」
...同じ部屋に二十余人が同居している...
山本周五郎 「さぶ」
...「たださながらに十余人」の謡を謡いさしたまま息を呑んでシテ座に平伏してしまった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...その他の家族召使いなど百余人...
吉川英治 「三国志」
...すなわちわずか百余人を城中へ残し...
吉川英治 「三国志」
...故に、余人より幾分か、陛下のご眷顧(けんこ)も仰がれようかと、主人孫権が、特に不肖を使いとなして、呉の衷心(ちゅうしん)を申しあげる次第でございます」「簡単に聞こう...
吉川英治 「三国志」
...なお用うべき良将は十余人ありましょう...
吉川英治 「三国志」
...部下百余人の先頭に立ち...
吉川英治 「三国志」
...余人を近づけ奉るべからずという厳令をやぶって...
吉川英治 「私本太平記」
...将士の戦死八百余人...
吉川英治 「新書太閤記」
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