...よく美術展に来る余人の意見も聞き入れたい...
...彼女は余人に頼まれた手伝いを引き受けてくれる心優しい子だ...
...僕はただ余人の追っかけをするのが好きだ...
...インターネットは余人の世界観を広げるのに役立つ...
...面接で余人を上回る自己紹介ができなかったため、不合格になってしまった...
...腹の中には鉄条網を張って余人の闖入(ちんにゅう)を決して許さなかったが...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...明治二十二年の統計表に依れば全国において途上発病または饑餓にて死せしものは僅々(きんきん)千四百七十二人なり(消化器病にて死せしものは二十万五千余人なり)...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...余人(よじん)ならず...
海野十三 「恐竜島」
...妻には十余人の侍女をつけて奥深い処に置いてあった...
田中貢太郎 「美女を盗む鬼神」
...五十余人でこれを守って守り通してその間に信玄の援兵が来た...
中里介山 「大菩薩峠」
...二十余人の他の乗合は...
中里介山 「大菩薩峠」
...門弟三十余人を連れて列席した...
中里介山 「法然行伝」
...余人は寒気耐え難しといい合えるにもかかわらず...
野中到 「寒中滞岳記」
...「痛むべし四十余人の後家が出来」とある...
南方熊楠 「十二支考」
...既に一九二八年には百三十六万五千余人が...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」
...招待された客は町長はじめ二十余人...
山本周五郎 「青べか物語」
...余人なら知らないこと...
吉川英治 「江戸三国志」
...「先生、今日はたいそうお宅の中が明るいね」「おう率八か、上がって一服吸って行くがよい」「エヘヘヘ、お邪魔になりゃしませんか」「なぜだい?」「でも、いつもお見かけした事のない、美麗(きれい)なお客様が働いているようじゃありませんか」「居たってよいじゃないか、余人と違って、お前ならば邪魔にはならんよ」「人間が甘いからでございますか...
吉川英治 「江戸三国志」
...六千余人にのぼったという...
吉川英治 「私本太平記」
...徒士(かち)百余人...
吉川英治 「私本太平記」
...城兵五百余人の生命と...
吉川英治 「新書太閤記」
...会衆十三万余人という盛況の下に行われ...
吉川英治 「新書太閤記」
...合せて三十余人をつれて大坂城を訪ねた...
和辻哲郎 「鎖国」
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蜘蛛の糸