例文・使い方一覧でみる「余り」の意味


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...静かなと言つてもたゞ静かだけでも力のないものには余り興味がない...   静かなと言つてもたゞ静かだけでも力のないものには余り興味がないの読み方
芥川龍之介 「愛読書の印象」

...余りにも陰気な集りに過ぎなかった...   余りにも陰気な集りに過ぎなかったの読み方
大阪圭吉 「三狂人」

...彼等はとうとう二里余りも堤防の草深い闇をふんで越の渡し場まで来た...   彼等はとうとう二里余りも堤防の草深い闇をふんで越の渡し場まで来たの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...察するに余りある次第であります...   察するに余りある次第でありますの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...女は狗(いぬ)のやうなもので余り好かれても五月蠅(うるさ)くて迷惑するが...   女は狗のやうなもので余り好かれても五月蠅くて迷惑するがの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...『死の如く強し』は余りに小さくこだわつて執着した性慾だ...   『死の如く強し』は余りに小さくこだわつて執着した性慾だの読み方
田山録弥 「西鶴小論」

...横堀以西に余りないのであった...   横堀以西に余りないのであったの読み方
直木三十五 「死までを語る」

...余りに文士志望者が容易に生じるといつた現状だが...   余りに文士志望者が容易に生じるといつた現状だがの読み方
中原中也 「撫でられた象」

...凍上の問題が今まで余り研究の対象とされなかったのがむしろ不思議な位である...   凍上の問題が今まで余り研究の対象とされなかったのがむしろ不思議な位であるの読み方
中谷宇吉郎 「凍上の話」

...余りにも恐怖におびえていたので...   余りにも恐怖におびえていたのでの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」

...妹が帰つてしまつてからのところは余り甘さが強すぎる...   妹が帰つてしまつてからのところは余り甘さが強すぎるの読み方
牧野信一 「海浜日誌」

...「何処へ行つたの?」「余り退屈したから一寸出かけたんだが――財布を忘れたんで取りに来たんだが...   「何処へ行つたの?」「余り退屈したから一寸出かけたんだが――財布を忘れたんで取りに来たんだがの読み方
牧野信一 「妄想患者」

...余りにむごたらしいことではないだろうか...   余りにむごたらしいことではないだろうかの読み方
宮本百合子 「石を投ぐるもの」

...予の思慮はまだ余りに小乗的であったようだ...   予の思慮はまだ余りに小乗的であったようだの読み方
吉川英治 「三国志」

...彼もかつては、一味の“文談会”にも顔を見せ、早くから宮中における、北条討伐の秘謀を知悉(ちしつ)していた一人だが、その章房が、先ごろ、「事、余りにも、御無謀にすぎましょう」と、みかどへ直々に、諫言(かんげん)したものである...   彼もかつては、一味の“文談会”にも顔を見せ、早くから宮中における、北条討伐の秘謀を知悉していた一人だが、その章房が、先ごろ、「事、余りにも、御無謀にすぎましょう」と、みかどへ直々に、諫言したものであるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...頭から夜具をかぶったままで口かずも余りきかない...   頭から夜具をかぶったままで口かずも余りきかないの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...この老母(としより)が息子の又八を盲愛する余り...   この老母が息子の又八を盲愛する余りの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...憐(あわ)れむように、武蔵は、「ばかな」と、顔色を払って、「余りにも、不運に出来ているのか、不運を自分で作るのか――と、おぬしのために、おれは茫然とするのだ...   憐れむように、武蔵は、「ばかな」と、顔色を払って、「余りにも、不運に出来ているのか、不運を自分で作るのか――と、おぬしのために、おれは茫然とするのだの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「余り」の読みかた

「余り」の書き方・書き順

いろんなフォントで「余り」

「余り」の英語の意味


ランダム例文:
無為無能   偶力   鎮静させる  

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