例文・使い方一覧でみる「佗」の意味


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...……しき山里の夜は更けて...   ……佗しき山里の夜は更けての読み方
石川啄木 「鳥影」

...下宿で正月を過すのもしいから」令状にはただ...   下宿で正月を過すのも佗しいから」令状にはただの読み方
梅崎春生 「狂い凧」

...いつも悲しいやうなしいやうな心持で...   いつも悲しいやうな佗しいやうな心持での読み方
田山録弥 「赤い鳥居」

...そしてこの物しい館(やかた)につかえる一個の無言の召使である...   そしてこの物佗しい館につかえる一個の無言の召使であるの読み方
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」

...私はこの二人のむしろ見すぼらしい形ばかりの洋服を見比べているうちに一種のしさを感じた...   私はこの二人のむしろ見すぼらしい形ばかりの洋服を見比べているうちに一種の佗しさを感じたの読み方
寺田寅彦 「小さな出来事」

...曇り勝ちで(わ)びしい一週間が過ぎた...   曇り勝ちで佗びしい一週間が過ぎたの読み方
豊島与志雄 「湖水と彼等」

...その中に在る自分の孤影が急に涙ぐまるるまでびしかった...   その中に在る自分の孤影が急に涙ぐまるるまで佗びしかったの読み方
豊島与志雄 「生あらば」

...雪国の遅い春を待ちびる人々にのみ...   雪国の遅い春を待ち佗びる人々にのみの読み方
中谷宇吉郎 「泥炭地双話」

...いくら別れたと云っても、病気のあなたの事を思うと、しくなります...   いくら別れたと云っても、病気のあなたの事を思うと、佗しくなりますの読み方
林芙美子 「放浪記(初出)」

...」海にやけたし気な顔して兄さんは口をつぐむ...   」海にやけた佗し気な顔して兄さんは口をつぐむの読み方
林芙美子 「放浪記(初出)」

...いいようもないしさ...   いいようもない佗しさの読み方
火野葦平 「花と龍」

...余生を(わ)びしく過ごす人になってしまった...   余生を佗びしく過ごす人になってしまったの読み方
堀辰雄 「花を持てる女」

...仮屋してしい日を送つてゐる...   仮屋して佗しい日を送つてゐるの読み方
牧野信一 「環魚洞風景」

...年中廿人位のお客を相手に南麟と云ふ講釈師許りがかゝつてゐたさうな世にもびしい釈場の光景や...   年中廿人位のお客を相手に南麟と云ふ講釈師許りがかゝつてゐたさうな世にも佗びしい釈場の光景やの読み方
正岡容 「寄席風流」

...うらびしくもある...   うら佗びしくもあるの読み方
水野仙子 「脱殼」

...あのお方のしかった一生の晩年を飾るアーチの菊の役目をして誇らかに生きていきとうございます...   あのお方の佗しかった一生の晩年を飾るアーチの菊の役目をして誇らかに生きていきとうございますの読み方
山崎富栄 「雨の玉川心中」

...赤岩村の(わび)しい郷士...   赤岩村の佗しい郷士の読み方
吉川英治 「山浦清麿」

...宿の前に在る時間湯から例のしい笛の音が鳴り出した...   宿の前に在る時間湯から例の佗しい笛の音が鳴り出したの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「佗」の読みかた

「佗」の書き方・書き順

いろんなフォントで「佗」


ランダム例文:
丁目   がぼっと   花いけ  

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