...……わけて熊野の僻村らしい……其の佗しさが思遣られる...
泉鏡花 「遺稿」
...ただ八月の月半ばまでには帰って来るであろうところの私を待ち佗(わ)びていたのです...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...それから佗しい冬が續いたのです...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...佗助はまた何といふつつましさだらう...
薄田泣菫 「独楽園」
...又此暗い佗しいのにも俳味が無いでも無いと諦めて...
高濱虚子 「俳諧師」
...―――あの辺の町や港を歩くことだね」とある四辻を鍵(かぎ)の手に曲っている佗(わ)びた荒壁の塀の屋根の...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...そしてこの物佗しい館(やかた)につかえる一個の無言の召使である...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...陰欝な佗しい影に包み込まれた...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...佗(わ)びしい雨が今にも降り出しそうな暗い空を...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...敬太郎の心を佗(わ)びしがらせた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...その文集の中に佗波古(たばこ)...
穂積陳重 「法窓夜話」
...その佗びしい道すじの事を浮かべていると...
堀辰雄 「姨捨」
...佗びしく閉ぢ籠つてゐるよりしやうがなかつた...
堀辰雄 「巣立ち」
...その佗(わ)びしい墓さえ...
堀辰雄 「花を持てる女」
...佗しいなどゝいふことはわたしは文字を誌すにも控たいやうな言葉なのであるが...
牧野信一 「痩身記」
...いつもはそれが一種の佗(わび)しい魅力だったのだが...
山本周五郎 「嘘アつかねえ」
...内実は余程微禄した佗しい生活に陥って居られたものであろう...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...そんな佗しい宿屋のことで...
若山牧水 「樹木とその葉」
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