...彼女は何食わぬ顔で嘘をつくのが得意だ...
...あの人は何食わぬ顔でできるフリをするのがうまい...
...事件の犯人が何食わぬ顔で街を歩いていると目撃された...
...大役を与えられても何食わぬ顔で臨む姿はさすがだ...
...不祥事が明るみに出たにもかかわらず、彼は何食わぬ顔で仕事に励んでいる...
...知りながら態と何食わぬ顔をして...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...そして、何食わぬ顔で、又元の楽屋へ引返し、喜劇「黄金仮面」の主役を演じさえしたのだ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...何食わぬ顔してわが家に帰り...
太宰治 「女の決闘」
...何食わぬ顔をして...
太宰治 「十五年間」
...兵卒四五名と何食わぬ顔のヤアフネンコ...
林不忘 「安重根」
...何食わぬ顔でたわいもない冗談ばかり云い合って居た...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...それから、日本の極北パラムシロ島近海へ往って、何食わぬ顔で、日本の漁船から、紅鮭(べにざけ)をうんと買込んで、ラッコやオットセイといっしょに、冷凍室に詰込んでしまった...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...しかし何食わぬ顔をして...
堀辰雄 「麦藁帽子」
...半時間以内に手紙の中身が見られるだろう」猫背のロシア人が何食わぬ顔で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...何食わぬ顔をしている当の下手人にとうとう泥を吐かせたのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ここにモンテーニュは何食わぬ顔で以上のように書いているが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そうしておきながらまた何食わぬ顔で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(b)わたしは何食わぬ顔をしていることがとても苦しい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そして、何食わぬ顔して、永代橋の下を漕(こ)ぎ戻ってくると、『山岡屋、山岡屋』欄干の上から呼ぶ者がある...
吉川英治 「魚紋」
...何食わぬ顔をして...
吉川英治 「剣難女難」
...何食わぬ顔をして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...何食わぬ顔をして...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...何食わぬ顔をして玄関をはいって行く...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??