例文・使い方一覧でみる「何遍」の意味


スポンサーリンク

...何遍も消しては、何遍も書く...   何遍も消しては、何遍も書くの読み方
石川啄木 「漂泊」

...これを何遍も引つくり返して...   これを何遍も引つくり返しての読み方
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」

...エライ男ですと何遍となく繰返した...   エライ男ですと何遍となく繰返したの読み方
内田魯庵 「露伴の出世咄」

...何遍(なんべん)でも遣(や)りなおしです...   何遍でも遣りなおしですの読み方
田中英光 「オリンポスの果実」

...口惜(くや)しさと腹立たしさとが何遍でも湧(わ)き上って来て...   口惜しさと腹立たしさとが何遍でも湧き上って来ての読み方
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」

...あとには何うかさういふことがないやうに――今度こそはさういふ悪魔が入つて来るのを見落さないやうにと何遍何遍も繰返しつゝ歩いた...   あとには何うかさういふことがないやうに――今度こそはさういふ悪魔が入つて来るのを見落さないやうにと何遍も何遍も繰返しつゝ歩いたの読み方
田山録弥 「草みち」

...すくなくともさうした幻影はまだこれから先何遍も破壊されるであらうと思はれた...   すくなくともさうした幻影はまだこれから先何遍も破壊されるであらうと思はれたの読み方
田山録弥 「三月の創作」

...そんなことを何遍もやつてるうちに私はお嬢さんがほつそりとしてどこか病身らしいのをみてなんとなく気にいつてしまつた...   そんなことを何遍もやつてるうちに私はお嬢さんがほつそりとしてどこか病身らしいのをみてなんとなく気にいつてしまつたの読み方
中勘助 「銀の匙」

...そのこんたすに見惚(みと)れながら何遍もそれを撫でてゐた...   そのこんたすに見惚れながら何遍もそれを撫でてゐたの読み方
長與善郎 「青銅の基督」

...その晩井深は何遍(なんべん)となくこの画を見た...   その晩井深は何遍となくこの画を見たの読み方
夏目漱石 「永日小品」

...今までにも何遍かありました...   今までにも何遍かありましたの読み方
夏目漱石 「行人」

...代助は此額の由来を何遍聞(き)かされたか知れない...   代助は此額の由来を何遍聞かされたか知れないの読み方
夏目漱石 「それから」

...役人は毎日々々同じ牛を何遍も買(か)つてゐた...   役人は毎日々々同じ牛を何遍も買つてゐたの読み方
夏目漱石 「それから」

...理窟ぢやありませんよ」「理窟でなくつても構(かま)はないから話(はな)して下(くだ)さい」「貴方(あなた)の様にさう何遍断(ことわ)つたつて...   理窟ぢやありませんよ」「理窟でなくつても構はないから話して下さい」「貴方の様にさう何遍断つたつての読み方
夏目漱石 「それから」

...要領を得る前に門前から追い還(かえ)された事は何遍もある...   要領を得る前に門前から追い還された事は何遍もあるの読み方
夏目漱石 「野分」

...そうして輪の上を何遍も廻った...   そうして輪の上を何遍も廻ったの読み方
夏目漱石 「夢十夜」

...とぼけるなよ」と私は刑事に何遍云われた事でしょう...   とぼけるなよ」と私は刑事に何遍云われた事でしょうの読み方
浜尾四郎 「悪魔の弟子」

...自由の権だいという文句を何遍か高く唱えた...   自由の権だいという文句を何遍か高く唱えたの読み方
柳田国男 「故郷七十年」

「何遍」の読みかた

「何遍」の書き方・書き順

いろんなフォントで「何遍」


ランダム例文:
ブーケ   暮れ行く   涙ながらに  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
最悪期   停戦合意   門外不出  

スポンサーリンク

トップへ戻る