...何等かの気界の擾乱を示していた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...これは察するに政府と人民との間に何等かの行違いがある結果と思う...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...みな何等かの形式の下に...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...一つの體系が何等かの未知數的なものを前提としてゐると...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...またそれが人の行動に何等かのはたらきをするからのことであり...
津田左右吉 「歴史とは何か」
...また實に何等かの神が存するかどうかを未だ十分に知らないのであるからして...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...「何等かの運を自分の手で切拓(きりひら)くまでは...
徳田秋声 「あらくれ」
...何等か総体として...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...論理が何等かの意味で(その意味は大切で後から見よう)十全であるためには...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...従って何等か××××××××が暴露されるという心配も無用だった筈である...
戸坂潤 「社会時評」
...科学的カテゴリー体系と独立した何等かの文学的カテゴリーの体系の如きが厳存するという想定から出発する一切の思想のことだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...堪え得るのは何等かの意味での超人であろう...
豊島与志雄 「故郷」
...何等かの風向によって...
豊島与志雄 「砂漠の情熱」
...何等かの文藝的内容を持たないものは殆ど無いと云つていいくらゐだ...
南部修太郎 「文藝作品の映畫化」
...何等かの事物または過程が示すやうに感ぜられる間隙(かんげき)もしくは飛躍を充たし...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...すでに行為に何等かの超越的な目的を認めることであり...
三木清 「哲学入門」
...そして何等かのものは主體的なものとの關係を離れては一般に歴史的なものとして與へられることもないとすれば...
三木清 「歴史哲學」
...今明日(こんみょうにち)の中(うち)には何等かの刮目(かつもく)すべき成果を挙げ来(きた)るべく信ぜられつつあり...
夢野久作 「暗黒公使」
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