...「何様だと思っているの?」...
...「彼女は何様でもない普通の女の子だよ...
...「上司になると、何様かになる人が多い...
...「自分のことを何様だと思っているんだろう...
...「何様のつもりでここに来たんだ...
...すゞしげな眼をもつた容子が如何様紅顔の美少年であつた...
飯田蛇笏 「秋風」
...何様(なにさま)物凄く不気味に見える...
石川啄木 「病院の窓」
...「何様それじゃ、昨日(きのう)から、時々黒雲の湧(わ)くように、我等の身体を包みました...
泉鏡花 「悪獣篇」
...無智の野蛮時代や半開時代には何様にかして餓ゑず凍えず...
丘浅次郎 「人類の将来」
...何様(なにさま)...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...東京は如何様(どんな)に困るだろう...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...如何様(どん)な印象(いんしょう)を与うるであろうか...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...何様(どん)な役でも身を入れて勤めた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...如何様(どんな)にゆかしくお光の心に覚えたであろう...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...何様容易ならぬ人相が江戸ッ児(こ)の好奇心を捉えたのでしょう...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...何様以て五分もすかさぬ典型的な秘書です...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...如何様(いかよう)にも御所置も之(これ)有べき事如何(いかが)御座候や...
服部之総 「志士と経済」
...何様(どんな)に嬉しかったでしょう...
広津柳浪 「昇降場」
...同志は如何様(いかよう)の余裕ありて...
福田英子 「妾の半生涯」
...如何様(どん)な顔をしているか...
二葉亭四迷 「浮雲」
...如何様にも解せられるが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...如何様で……」とニヤリと笑う...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...あの女は何様だろうか」と...
吉川英治 「江戸三国志」
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