...「何様だと思っているの?」...
...「彼女は何様でもない普通の女の子だよ...
...「上司になると、何様かになる人が多い...
...「自分のことを何様だと思っているんだろう...
...「何様のつもりでここに来たんだ...
...何様(どん)な奇禍を買ッたか知れなかッたが」と言へり...
石井研堂 「東京市騒擾中の釣」
...更にそれ等を如何様に運搬し...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...無智の野蛮時代や半開時代には何様にかして餓ゑず凍えず...
丘浅次郎 「人類の将来」
...果(はた)してこれを如何様(いかよう)に所置(しょち)したろう...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...池の側(そば)にある何様だかの小さい祠(ほこら)の軒下にしゃがんで...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...けれども其処には何様(どん)な室(へや)もなかった...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...如何様(どのよう)な微細な事までも...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...何様(どう)したんだえ...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...長ずるに及んで如何様になるであろうか...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...何様容易ならぬ人相が江戸ッ児(こ)の好奇心を捉えたのでしょう...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...何様とも判らぬまま...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...旗本などに対してはその人の居ない処でも何様々々と尊敬して居るその塩梅(あんばい)式は...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...如何様にも即座の支払は致し難き旨を様々に陳謝した...
穂積陳重 「法窓夜話」
...どう思う」レックミア侍従が如何様(いかよう)にでも対処致しますと答えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...何様宜奉願上候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」「何様始終之御邪魔御面倒可謝詞もなく候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...如何様に展開して行くものであろうか...
柳田國男 「どら猫観察記」
...正月お迎え申す神様を何様と呼んでいるか...
柳田国男 「年中行事覚書」
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