...「何様だと思っているの?」...
...「彼女は何様でもない普通の女の子だよ...
...「上司になると、何様かになる人が多い...
...「自分のことを何様だと思っているんだろう...
...「何様のつもりでここに来たんだ...
...何様(どん)な奇禍を買ッたか知れなかッたが」と言へり...
石井研堂 「東京市騒擾中の釣」
...これを如何様(いかよう)にして実現すべきか...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...この中心が憲法を実施されて後に如何様(いかよう)に変ったか...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...「貴方は何様(なにさま)で御座いますな...
薄田泣菫 「茶話」
...万一改俊(かいしゅん)不致候わば如何様(いかよう)にも成敗可仕(つかまつるべく)...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...仮令(たとい)何様(どん)な暮しをしようとも...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...じゃあなた何様(どん)な処にいるの?」「年取った婆さんに御飯を炊いて貰って二人でいるんだから面白くもないじゃないか...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...此の土地にいる女達(ひとたち)も大凡(おおよそ)何様(どん)な人柄のくらいは見当が付く...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...理窟をいはば如何様(いかよう)にもいはるるものにして...
津田左右吉 「仏教史家に一言す」
...銀子はそれが何様であるかも判らず...
徳田秋声 「縮図」
...如何様(どん)な印象(いんしょう)を与うるであろうか...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...何様のお通りかと思う位...
戸田豊子 「鋳物工場」
...何様、容易ならぬ物を見たのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...予防線(くぎ)をさすッてエなア何様(どう)せ例(いつ)もの洞喝(おどかし)だろうが――奴等も大部こたえたらしいナ」「オイオイ...
羽志主水 「監獄部屋」
...然し此三千人の口には何様して手を宛てられるかと私は他人事ながら案じられて...
羽志主水 「監獄部屋」
...中村何様の若旦那で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...如何様にも即座の支払は致し難き旨を様々に陳謝した...
穂積陳重 「法窓夜話」
...」「お参詣すると何様な功徳があるんだね...
三島霜川 「平民の娘」
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