...「何様だと思っているの?」...
...「彼女は何様でもない普通の女の子だよ...
...「上司になると、何様かになる人が多い...
...「自分のことを何様だと思っているんだろう...
...「何様のつもりでここに来たんだ...
...何様異なる趣きを見せて...
石川啄木 「漂泊」
...頻(しき)りに「大和の御手内に成候而以後四五十年以来如何様御座候而国中致衰微候哉」と嘆じ...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...五笠森判事の心理試験が如何様に行われたか...
江戸川乱歩 「心理試験」
...如何様(いかよう)な立派な家にも必ず雪隠(せっちん)があると同じように...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...無智の野蛮時代や半開時代には何様にかして餓ゑず凍えず...
丘浅次郎 「人類の将来」
...何様(どん)なに三度の食事を楽みにしていたか...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...之ばかりは何様(どん)なことがあっても売るまいと思っていたが...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...または何様の御誕生かと思うほど...
徳田秋声 「縮図」
...祭となれば、何様な家でも、強飯(おこわ)を蒸(ふか)す、煮染(にしめ)をこさえる、饂飩(うどん)をうつ、甘酒(あまざけ)を作って、他村の親類縁者を招く...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...最早如何様(どんな)に言っても学校には行かない...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...その一千〇八年前は如何様(いかよう)の時代でござったか...
中里介山 「大菩薩峠」
...如何様(いかよう)に吾等の上に明け来たるや...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...何様以(もっ)て容易のことではなかったのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...本人の働は何様(なによう)にてもこれに関することなく...
福沢諭吉 「学問の独立」
...また何様(なによう)たるを知らず...
福沢諭吉 「中元祝酒の記」
...如何様(いかよう)にもしてこの鎖国の日本を開(ひらい)て西洋流の文明に導き...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...」「衆(みんな)ツて何様人さ...
三島霜川 「平民の娘」
...何様宜奉願上候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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