...足下(そくか)は尚ほ何時迄(いつまで)も著述(ちよじゆつ)に従事(じうじ)せれんとする乎(基督信徒(きりすとしんと)に他人の仕事(しごと)を気(き)にする者多(おほ)し)...
内村鑑三 「問答二三」
...何時迄も(as long as she could)己が手許に置かうとした(wanted to keep him with her)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...そして何時迄も其處を離れないで見て居るのであつた...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...何時迄も此海上に滯留して左右を待つべし」と結んで會見は終つた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...何時迄行っても、樹々に埋れた井戸の底から仲々抜出られぬ...
中島敦 「光と風と夢」
...この儘(まま)に何時迄(いつまで)もこの船の中に居られるものでない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...学科は何時迄(いつまで)経(た)っても面白くも何ともないが...
二葉亭四迷 「平凡」
...何時迄(いつまで)経(た)っても主人(あるじ)が顔を見せぬので...
二葉亭四迷 「平凡」
...毎日飲むから何時迄たっても調子が本当にならなくて困る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...)何時迄経つても現はれないのである...
牧野信一 「風媒結婚」
...その晩に限つて何時迄待つても現れず...
牧野信一 「緑の軍港」
...そんな事ぢや何時迄たつても治りつこはないよ...
牧野信一 「妄想患者」
...何時迄待っても妄想が実行に変化する機会を捕え得なかったのは一体何故なのであろうか――私は自分に聞いて見ている――勇気! それから真心! この二つが欠けた所に...
松永延造 「職工と微笑」
...何時迄も同じ事を繰返すばかりで...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...何時迄たつても此方(こちら)の存在を認めてくれないらしく...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...結局何時迄も會社の状態を不安ならしめるものだといふ事と...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...叔父さまが何時迄も独り身でいらしたり...
森本薫 「女の一生」
...僕が失わなければならないものを何時迄も保っていることが出来るのであろうか...
渡辺温 「絵姿」
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