...彼は何所へ行くつもりですか?(Where are you planning to go?)...
...それは何所で手に入りますか?(Where can I get it?)...
...私たちは何所でもあなたを支援します...
...何所に行っても楽しめる場所です...
...彼女は何所でも自分の部屋みたいにしている...
...『斯(こ)ういう場合(ばあい)であるから何所(いずく)へまいるにも...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...彼れには描くべき自然は何所にもあり得ないだらう...
有島武郎 「描かれた花」
...こちらへまゐりましてからまだしみじみおちついた気持になれないうちに東京からは後から/\いろ/\な面倒なことを言つて来たり何かして本当によはりきつて居ます 其為めにまだ何所へも手紙らしい手紙もかけずに原稿もかけず何にも手につきません...
伊藤野枝 「消息」
...独り者の上に彼の道楽がそんな風であったから、何所へ行くのか、三日も四日も家を開(あ)けている様なことが、ちょくちょくあって、うまく彼の在宅の折に行合わせるのは、仲々難しいのだ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...寄居蟹が何所へ行くにも必ず介殻を引きずつて行かねばならぬ如くに...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...岡野その他の何所の「だんご」という如く...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...何所か其所らあたりを歩いてゐたと云つとけば好い...
田中貢太郎 「蛾」
...何所で切つたんです...
田中貢太郎 「黒い蝶」
...「何所(どこ)から来たかね」「私は...
田中貢太郎 「竹青」
...何所へ行つても原稿も賣れなかつた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...「私はもう何所へもゆきどころがなくなつて終(しま)つた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...矢の一端を弦の中程(なかほど)に當(あ)てて右手の指にて摘(つま)まむと云ふは何所も同じ事なれど...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...何所一つ道寄りをせなかった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...即ち何所(どこ)までもソシアスとして子弟を薫陶するようにありたい...
新渡戸稲造 「教育の目的」
......
正岡容 「大正東京錦絵」
...「運の悪い時は何所まで行つても駄目です...
眞山青果 「茗荷畠」
...何所(どこ)までも「無事の美」である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...去年今日此門中人面桃花相映紅人面不知何所処桃花依旧笑春風唐詩を日本読みに返って読んでいる矢代の傍から...
横光利一 「旅愁」
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