...彼は何所へ行くつもりですか?(Where are you planning to go?)...
...それは何所で手に入りますか?(Where can I get it?)...
...私たちは何所でもあなたを支援します...
...何所に行っても楽しめる場所です...
...彼女は何所でも自分の部屋みたいにしている...
...『斯(こ)ういう場合(ばあい)であるから何所(いずく)へまいるにも...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...骨細な体に何所か締りのぬけた着物の着かたをして...
有島武郎 「骨」
...何所迄もうぬぼれのぬけぬ人間といふやつしようのないもので...
伊藤左千夫 「竹の里人 一」
...独り者の上に彼の道楽がそんな風であったから、何所へ行くのか、三日も四日も家を開(あ)けている様なことが、ちょくちょくあって、うまく彼の在宅の折に行合わせるのは、仲々難しいのだ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...金銭のための競争が何所までも劇烈になつて...
丘浅次郎 「人類の将来」
...初め來た時は何所となく滅入つて居たが歸る時分には例の人のよささうな目尻に皺を寄せてにこ/\してゐた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...何所からともなしに青葉の香のやうな匂のして来る晩であつた...
田中貢太郎 「雨夜詞」
...何所かへ行つたかね...
田中貢太郎 「海異志」
...その悲しみはもう何所かへ消えてゐた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...倫理的渇仰の念を何所(いずこ)にか萌(きざ)さしめなければならぬものであります...
夏目漱石 「教育と文芸」
...一寸見ると何所(どこ)となく淋しい感じの起る所が...
夏目漱石 「それから」
...それで何所も彼所(かしこ)も丸く治まっちまうから...
夏目漱石 「それから」
...たしかに何所かの技師であり...
萩原朔太郎 「宿命」
...かつて何所かで見たことがあると思った...
萩原朔太郎 「猫町」
...私が裁判官の「では何所迄も悪いとは思はないのか」と云ふ問ひに答へて「悪かつたと思ひます...
原田皐月 「獄中の女より男に」
...英吉利(イギリス)の海岸(かいがん)へ行(ゆ)けば何所(どこ)にでも...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...Essaioi の思想は源を何所に發したかを知らない...
森鴎外 「古い手帳から」
...何所(どこ)にまた何時...
柳宗悦 「民藝四十年」
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