...「この蒸留酒(甘みをつけたり何らかの成分を加えてその強さを不明にしていない)は華氏57度において同量の蒸留水の12/13の重さである...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...もし何らの斥力もなかったとしたら...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...何ら悔ゆるところがないと考えたからにほかならないのです...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...何らかの一般的な法則や公式やを仮定してそれを或る国民の生活にあてはめるというような方法をとるべきでないということ(古典の記載を無批判に承認しながら...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...何らかのものがその持続する箇々の瞬間において保存せられるためには...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...』計略富めるオヂュシュウス奮然睨みて彼にいふ、『アートレ,デーよ、何らの語、君の齒端を洩れ出でし?無慙なるかな、あゝ汝、汝は外(よそ)の卑怯なる隊率ゆべし、我が軍に主たるべからず――我軍の 85少年及び老年の總(すべて)に、高きクロニオーン、最後の一人(ひとり)死する迄、奮戰苦鬪勉めしむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...何らか客観性を有った公大な規範と...
戸坂潤 「思想としての文学」
...何らとりたてて言うべきほどの点をもたず...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...何ら外部の物音は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...日本の読者も何ら変りはない...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...苦痛なき生は余に向って何らの煩悶(はんもん)をも与えなかった...
夏目漱石 「思い出す事など」
...けれどもそこには何ら他殺の疑いをかけるべき点もなく又自殺と見られる所もなかった...
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」
...三上君にも何らの責任はないと思うよ」と彼は答えた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...彼女は警察が徒刑囚の裏切り者によってなされた何らかの情報によって...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...何ら打算に立脚しない...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...これにフランス語らしいひびきを与えるために何らの変化も加えなかったことをうれしく思う*...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...穀物や労働やまたは何らかの他の貨物を単独に見...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...しかしこの可能性は何ら自分の助けにはならない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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