...何とぞ早くその故を質(ただ)して始めの如く同室に入らしめよと...
福田英子 「妾の半生涯」
...何とぞこの切(せつ)なる心を察して...
福田英子 「妾の半生涯」
...何とぞよろしく……」と仰言って...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...何とぞ御仁慈を以て...
吉川英治 「江戸三国志」
...何とぞ私のご処罰を」半兵衛重治は...
吉川英治 「黒田如水」
...何とぞおゆるし下さいませ」哭(な)きむせぶ者もあるし...
吉川英治 「黒田如水」
...何とぞお怺(こら)えくださいまし...
吉川英治 「三国志」
...何とぞお納めをねがいたい」統が出て挨拶した...
吉川英治 「三国志」
...何とぞこのたびだけは...
吉川英治 「新書太閤記」
...「君前へは何とぞ宜(よ)しなに」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...「……何とぞ」とばかり...
吉川英治 「新書太閤記」
...いや、その辺のことは、くどう御説明には及ばぬ」「委細は、この御書状のうちに、るると、お認(したた)めのよしにございますれば、何とぞ、御披見(ごひけん)を」「ウム...
吉川英治 「新書太閤記」
...又何とぞ』さりげなく云って門を出た...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...範宴はなんとしても、この人の持っているすべてを自分に授け賜わらなければならないと思って、「鈍物(どんぶつ)の性(さが)にござりますが、一心仏学によって生涯し、また、生きがいを見出したいと念じまする者、何とぞ、お鞭(むち)を加えて、御垂示(ごすいじ)をねがいまする」と、大床の板の間(ま)にひれ伏して、門に入るの礼を執(と)った...
吉川英治 「親鸞」
...その使いをいいつけられて来たのでございます……何とぞ東国の衆生(しゅじょう)のために...
吉川英治 「親鸞」
...御当家のお情けに甘えて、何とぞ、このまましばらくの間お預りを……」「なるほど」と、鴻山は、弦之丞の気持が分るようにうなずいた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...倉皇(そうこう)、立ちかけたが、「こよいのことは、何とぞ……」と、思い出したように、何度も詫び入った...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...――洛中諸所もはや平穏に復し、火災もこれなく、庶民もみな戸をひらき、町の往来も常のごとく見えますれば、何とぞ、御心(みこころ)やすらかに思し召されまするよう――右の趣、奏聞(そうもん)の儀、願わしゅう存じまする」すると...
吉川英治 「源頼朝」
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