...三十五 ヒステリイ僕はヒステリイの療法にその患者の思つてゐることを何でも彼でも書かせる――或は言はせると云ふことを聞き...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...此の蝶には何でも彼でも見えるのです...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...何でも彼でも売っちゃうのです...
太宰治 「老ハイデルベルヒ」
...お梅どんの方は「それがよろしおまんなあ」「そうしまよなあ」と何でも彼でも綿貫のいうことに調子合わして...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...……一体どないしたいうのんや?」「何でも彼でも直き病院まで来てくれいうねんけど...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...何でも彼でも残らず打(ぶ)ッちゃけて...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...何でも彼でも歩くのだから...
田山録弥 「黒猫」
...「何でも彼でも、自分の家で拵えてやったようなことばかり言うでね...
徳田秋声 「足迹」
...今後は何でも彼でも巡回中に犯人を捕えねばならぬという意識を捨て...
戸坂潤 「社会時評」
...彼は何でも彼でも書き散らすので...
外村繁 「打出の小槌」
...浪人と見れば何でも彼でも叩き斬ると云ふ奴等ですから...
楢崎龍、川田雪山 「千里の駒後日譚拾遺」
...「つづまるところ君は肯定狂だよ、何でも彼でも、いい、いい、いい、いい、いい、いい、と云ふぢゃないか...
原民喜 「残雪」
...何でも彼でも皆なしやべつてやるぞ...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...大声を出すといふ場合には何でも彼でも思はずソレが出てしまふぢやないの!...
牧野信一 「山を降る一隊」
...何でも彼でも売り飛ばさうとして...
牧野信一 「裸虫抄」
...」「きめの繊(こま)かいひとはね、胃ぶくろでも内臓の中でも、何でも彼でも、きめが同じようにこまかいんだよ、うんこも従ってそうなるんだ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...何でも彼でも日本のものでありさえすればやるというアメリカの風も感心しないし...
柳田国男 「故郷七十年」
...そうして何でも彼でも此の疑いを晴らさなければトテモたまらない……と云った気持にフラフラと此処まで追い遣られて来た彼自身ではなかったか……...
夢野久作 「殺人迷路」
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