...何でもかでもわかる――若しくはわかるつもりでゐる人がある...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...何でもかでも滅茶苦茶に働きたくなって...
太宰治 「トカトントン」
...雑文や批評や小説や戯曲や何でもかでも書きとばし...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...人民たちは何でもかでも...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...氏は若い者には何でもかでも勝手にやらして置くがよいといって笑っていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...ただ何でもかでもやりさえすればいいのじゃない...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...何でもかでも自分と嫂(あによめ)とを結びつけて当て擦(こす)るという悪い意地であった...
夏目漱石 「行人」
...最後に何でもかでも千代子は厭(いや)かと聞かれた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...」由ちゃんが涙っぽく私へ――えゝ何でもかでも夢の様に――ね...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...だが、何でもかでも、私は遂々(とうとう)女から、十言許(ばか)り聞くような運命になった...
葉山嘉樹 「淫賣婦」
...何でもかでも売り払ってしまうからね...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...何でもかでも『何々ラマ』と言ってしまう語呂合わせをはやらせた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...何でもかでも並べる市である...
柳宗悦 「京都の朝市」
...何でもかでもこの庭に巣を掛ける仕組みをしなければならぬ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...何でもかでもこの砂山を切りにこなければならぬ...
柳田国男 「雪国の春」
...何でもかでも見るのが役目です...
夢野久作 「白髪小僧」
...条件は望み次第とし、何でもかでも、説きつけてこい)秀吉の命はこうだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...――で、わしは徳島城へやってきた、何でもかでも、阿波守様に、その無謀を思い止まらせんためじゃ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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