...今一つ何だか分からない臭とがする...
アルチバシェッフ M. Artzibaschew 森鴎外訳 「罪人」
...何が何だか見當がつかず...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...巧に用意された偽証なのです」紋三は何だかうれしい様な気持だった...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...僕には何だかさう思へる...
薄田泣菫 「茶話」
...そして石屋の担ぎ込むだ石だけでは何だかまだ物足りない様に思つて...
薄田泣菫 「茶話」
...「私何だか明日帰るのだという気はしませんわ...
豊島与志雄 「月明」
...一目散に両国橋の上を走り渡った宇治山田の米友が、「往きて還らぬ死出の旅」そこで、ピッタリと足をとどめて、「さあ、わからなくなった、前と後ろがわからなくなっちまった、右と左もわからなくなっちまった」宇治山田の米友は、両国橋の真ン中の欄干(てすり)の前に突ッ立って、「何が何だか、おいらの頭じゃわかりきれなくなった...
中里介山 「大菩薩峠」
...先程は何とも感じなかつた・あの横幅の廣い警部補に何だか好感が持てさうな氣がして來た...
中島敦 「環礁」
...「何だかおぬしのお客はわしの知つてる仁のやうな気がするがな...
長與善郎 「青銅の基督」
...それを思うと何だか変だ...
夏目漱石 「坑夫」
...ほかの連中は隣り同志で何だか私語(ささや)き合っている...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...君だってきっと弾かれないよ」「何だか君の話は物足りないような気がする」「気がしても事実だよ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...いささか、さびれた元町であるが、僕は元町へ出ると、何だか、ホッとする...
古川緑波 「神戸」
...何だか曽てもこんなことがあったやうな錯覚を起したり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...薄気味の悪い偉い作家だなどときくと、何だかわたしは、ますますおつかなくなつて、稍ともすると蛇屋の前でも通る時のやうに逃げ出しました...
牧野信一 「浪曼的月評」
...胸は何だかをかしく熱り...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...何だかハハンと今...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何だか急にがっかりしてしまって...
夢野久作 「暗黒公使」
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