...まさか女が裸体で天井裏にいたのもおかしいし...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
...分銅としての効用十銭白銅貨は物体であるが故に重量をもつ...
海野十三 「白銅貨の効用」
...狐につままれた体で...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...この団体は有機体である...
大隈重信 「明治文明史上に於ける福沢翁」
...『お父さまもあの体でようこゝまで生きて下さつた...
高浜虚子 「椿子物語」
...おさく師匠があの体でここを毎日往き通いした労苦が...
谷崎潤一郎 「細雪」
...と云うのはなぜ種は特に民族であり血液共同体であり又トーテム其の他であるのか...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...さんざんの体でありますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...(答)いかけして読むのが本体である...
中里介山 「法然行伝」
...小力のありそうな立派な身体です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...筆記体でくわしく書いてあるんです」「なるほど...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ほうほうの体で引退って行った...
久生十蘭 「魔都」
...それ程の老体でもなかつたが騎手になることの出来ない堀口は...
牧野信一 「南風譜」
...外套片袖ひっかけて浮浪児みたいな風体で坐ってる...
宮本百合子 「新しきシベリアを横切る」
...御大病とは思えぬ御容体でおありになりながら...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しかし何しろこの扮装(こしらえ)は総体で十三貫目もありましてシャグマだけでも一貫目近くあります...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...何もせぬ体でもあるしのう』『いやお察し申す...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...いえた義理でもない体ですの...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索