例文・使い方一覧でみる「佑」の意味

...下したまえる天佑というものだ... 下したまえる天佑というものだの読み方
海野十三「浮かぶ飛行島」

...これも天佑（てんゆう）の一つでしょうな」自動車隊は... これも天佑の一つでしょうな」自動車隊はの読み方
海野十三「空襲葬送曲」

...第一期の普通科には、大村西崖（おおむらせいがい）、横山大観（よこやまたいかん）、下村観山（しもむらかんざん）、白井雨山（しらいうざん）、関保之助（せきやすのすけ）、岡本勝元、溝口禎次郎（みぞぐちていじろう）、島田佳矣（よしなり）、本田佑輔、高屋徳太郎の諸氏でありました... 第一期の普通科には、大村西崖、横山大観、下村観山、白井雨山、関保之助、岡本勝元、溝口禎次郎、島田佳矣、本田佑輔、高屋徳太郎の諸氏でありましたの読み方
高村光雲「幕末維新懐古談」

...明（みん）の瞿佑（かくゆう）の『剪燈新話（せんとうしんわ）』の中の申陽洞（しんようどう）の記の粉本（ふんぽん）になっている... 明の瞿佑の『剪燈新話』の中の申陽洞の記の粉本になっているの読み方
田中貢太郎「怪譚小説の話」

...天佑（てんゆう）で登ったのかほとんど判然しない... 天佑で登ったのかほとんど判然しないの読み方
夏目漱石「坑夫」

...彼は実に天佑（てんゆう）によって勝ち得べからざる勝を贏（か）ったのである... 彼は実に天佑によって勝ち得べからざる勝を贏ったのであるの読み方
穂積陳重「法窓夜話」

...飛鳥山は私に佑天吉松父子対面の巧緻だつた先代東家小楽燕の悲愁の諷ひ尻を想ひ起させ...
正岡容「滝野川貧寒」

...仙台藩では宝暦の頃に戸板保佑に資を給して江戸に上らせ... 仙台藩では宝暦の頃に戸板保佑に資を給して江戸に上らせの読み方
三上義夫「文化史上より見たる日本の数学」

...渋川景佑等の手で『新考暦書』等が作られ... 渋川景佑等の手で『新考暦書』等が作られの読み方
三上義夫「和算の社会的・芸術的特性について」

...しかしこんどの事はちょっと天佑（てんゆう）という感じでした」「ときに……木曽のほうはどうした」そう云いかけて秀之進は床の上へ起きなおった... しかしこんどの事はちょっと天佑という感じでした」「ときに……木曽のほうはどうした」そう云いかけて秀之進は床の上へ起きなおったの読み方
山本周五郎「新潮記」

...「しかも、漢室の宗族のうちにこの人があろうとは、正に、天佑ではないか...
吉川英治「三国志」

...これは天佑（てんゆう）と申すべきでしょう... これは天佑と申すべきでしょうの読み方
吉川英治「私本太平記」

...「アア天佑（てんゆう）」お茶（ちゃ）をかけて... 「アア天佑」お茶をかけての読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...神明山の二砦（とりで）は木村隼人佑（はやとのすけ）の監軍が厳しく出入を見張っているため... 神明山の二砦は木村隼人佑の監軍が厳しく出入を見張っているための読み方
吉川英治「新書太閤記」

...木村隼人佑は、その間に、一通のてがみを認（したた）め、宇右衛門に託した... 木村隼人佑は、その間に、一通のてがみを認め、宇右衛門に託したの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...隼人佑は」どこの陣屋で飼っているのか... 隼人佑は」どこの陣屋で飼っているのかの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...そこへ綾部市から市の教育長で史談会の村上佑二氏が駆けつけて来...
吉川英治「随筆　私本太平記」

...吉岡家の天佑（てんゆう）ですぞ... 吉岡家の天佑ですぞの読み方
吉川英治「宮本武蔵」