...從つて自然と抱合するの主義も亦主として内に住む人の立場から解釋しなければならぬ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...さて人間の住む地球は...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...海の底に住む或る種の動物には...
丘浅次郎 「固形の論理」
...筍(たけのこ)問答7・18(夕)摂津の蘆屋(あしや)に老人(としより)の夫婦者(めをともの)が住むでゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...河の近くに住む人々は...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...“カムイ・エロキ”(神・そこに住む所)とか“カムイ・イワキ”(神・そこに住む所)とか云っているのは...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...こうした「言論統制」の社会に住む市民達は単に行政上の必要から刑事処分を受ける危険にさらされるばかりでなく...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...支那人商人の住む洋館一棟あり...
中島敦 「光と風と夢」
...広い世界に住む人間が...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...それは私の空想裡に住む人物としても...
萩原朔太郎 「夏帽子」
...人が自由に住む云々という文章があったと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...世を捨てて明石の浦に住む人も心の闇(やみ)は晴るけしもせじなどと言って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...土地に住む人々と...
柳田国男 「母の手毬歌」
...何処に住む者とも知れず...
柳田国男 「山の人生」
...少(ち)ッたあ」「寝たら落ッこちるだろうと思ってよ」「おれたち、人間の先祖は、穴に住む以前は、木の上に寝たんだそうだ...
吉川英治 「大岡越前」
...彼の好意にまかせて小沛へ住むことになった...
吉川英治 「三国志」
...河内の水分(みくまり)ノ庄(しょう)に住む楠木正成とやらは...
吉川英治 「私本太平記」
...上田の御城下に住む...
吉川英治 「山浦清麿」
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