...蹇丐羅馬なる母上の住み給ひし家に歸りし後...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...さればヨブの住みし地は...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...このような球形の部屋に住みなれなくて...
海野十三 「怪星ガン」
...東京に移り住みてより茲に三十年...
大町桂月 「小石川臺」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...これだけの序曲が終わると同時に第一幕モーリス住み家の場が映し出されるのである...
寺田寅彦 「音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」」
...其の儘(まま)住みついて了ったのだ...
中島敦 「光と風と夢」
...敬太郎はこういう実地小説のはびこる中に年来住み慣れて来た須永もまた人の見ないような芝居をこっそりやって...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...思ったより住み心地がよかった...
堀辰雄 「菜穂子」
...もう住み難いばかりになっているとは言え...
堀辰雄 「ほととぎす」
...死者が冥界にあってもこの世と斉(ひと)しく天幕に住み母乳を飲み...
南方熊楠 「十二支考」
...しかしプロテスタントの土地に住み...
宮本百合子 「獄中への手紙」
......
三好達治 「朝菜集」
...深山の中に住みて魚を捕ることを業とす...
柳田国男 「山の人生」
...また伐木坊(きりきぼう)という怪物が山中に住み...
柳田国男 「山の人生」
...信濃国大川原の深山(みやま)の中に庵(いほり)して住み侍(はべ)りける谷間(たにあひ)の月をみて〔李花集雑〕いづ方(かた)も山の端(は)近き柴(しば)の戸は月見る空やすくなかるらむけれどこんな御生活の許へも...
吉川英治 「私本太平記」
...汝の手から住み込ませた同腹の女があろう...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...おまけに悪智にたけた周馬様がお住みの家だ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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