...当区に居住する事を止(や)めるつもりでございます...
芥川龍之介 「二つの手紙」
...北は北京に住するを以て東西南北の人と号す...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...去りて北米に移住するものはなはだ多かりし...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...その近傍に住する物ずきものの仕業であった...
井上円了 「おばけの正体」
...この鬱憤並びに主君と同住するといふことが渠等の北海道開拓に對する熱心の一大原因であつたらうと...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...火星に永住することとなった...
海野十三 「火星探険」
...しかしてわが茅屋のうちに住する人民をしてこの恩沢に浴せしむるは実にわが社会をして生産的の社会たらしめ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...それは程近い壬生寺の前に住する東国の浪人...
中里介山 「大菩薩峠」
...それもルクソルとかアスアンとかの上流地方の都市に居住する者が大部分で...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...そこに定住する気になったのは一八六二年のことである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...自分の安住する世界はいつも美しい...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...新らしい土地へ移住すると同時に...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...及び二兒とともに東京に定住する計畫を立てて...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...そしてそこから移住する力が何もないとすれば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...人間は南へ移住することができる...
宮本百合子 「科学の常識のため」
...これは東京に居住する者にとって大問題でなければならぬ...
武者金吉 「地震なまず」
...仏蘭西(フランス)は巴里(パリ)に居住する有閑婦人が...
夢野久作 「探偵小説の正体」
...満洲に在住する日本の女子達が支那語を学ぶことに冷淡なのを遺憾に思ふ私は...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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