...この心もちに安住するは...
芥川龍之介 「雑筆」
...僕などはこんなところにも都会らしい美しさを感じなければ外に安住するところはない...
芥川龍之介 「東京に生れて」
...法王の住する所なり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...その近傍に住する物ずきものの仕業であった...
井上円了 「おばけの正体」
...この者は赤坂区青山南町に住する無職業鈴木正司という無頼漢にして...
井上円了 「おばけの正体」
...町内に住するものにて磯釣りに行かんと思い...
井上円了 「おばけの正体」
...今もなお妙心寺の脇に住すると云う...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...そこから亜米利加(アメリカ)へ移住するために...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...その商工が士族屋敷を繞(めぐ)りて住するもの多きを見て...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...人類の住するところを挙げて人類の需用を充たすの供給地となすにもかかわらず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...いずれも農村に在住する耕作農民であるという...
戸坂潤 「読書法」
...マリヤンの予期していたように彼の地に永住することはなくなった訳だ...
中島敦 「環礁」
...当地に自費移住するものには家作料を百両貸しあたえた...
本庄陸男 「石狩川」
...北海道へ移住することを拒否することである...
本庄陸男 「石狩川」
...けだし畜生で回教の楽土に永住するを得たるものこの犬のほかに九あり...
南方熊楠 「十二支考」
...その結果全く「住する所なき」境地に入り...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...同地に家族が永住することになってしまった...
柳田国男 「故郷七十年」
...ちょうどあの時代の一族の大きさをもって纏(まと)まって安住する頃合な野があったら...
柳田國男 「地名の研究」
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