...当区に居住する事を止(や)めるつもりでございます...
芥川龍之介 「二つの手紙」
...安樂に住すること此上の望み御座無く候儘恐れながら御斷申上候』と云つて...
石川三四郎 「浪」
...そこに永住する決意をしたのである...
上村松園 「孟母断機」
...そこは善人の魂の安住するたのしい世界である...
知里真志保 「あの世の入口」
...正統的教養の楽園に安住する専門的物理学者の目から見れば...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...彼らの心の中に住するに到りては...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...そもそもこれらの武夫の住する地帯は即ち基督の徒と共なり...
新渡戸稲造 「武士道の山」
...いよいよ志を定めて音楽の都ウィーンに定住することになった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...新らしい土地へ移住すると同時に...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...人間は南へ移住することができる...
宮本百合子 「科学の常識のため」
...斑竹山房とは江戸へ移住するとき...
森鴎外 「安井夫人」
...我々の同胞種族が居住する群島周辺の珊瑚礁上(さんごしょうじょう)より外には...
柳田国男 「海上の道」
...同地に家族が永住することになってしまった...
柳田国男 「故郷七十年」
...私の長兄が偶然にも下総に永住するようになったのも...
柳田国男 「故郷七十年」
...そこに来住するものはただちに新宅の家号としてこれを採用しました...
柳田國男 「名字の話」
...田舎の隅々に分散して居住する時代になった...
柳田国男 「雪国の春」
...移住するようにすすめてきたのである...
吉川英治 「親鸞」
...附近へ居住することすら...
吉川英治 「松のや露八」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??