...これからその住家(すみか)へ...
芥川龍之介 「運」
...姫君はそれ以来乳母と一しよに侍(さむらひ)の廊(ほそどの)を住居(すまひ)にしてゐた...
芥川龍之介 「六の宮の姫君」
...静岡は御住居(おすまい)でございますか...
泉鏡花 「婦系図」
...念仏を唱えてくれ」名主はそこで法蔵寺の住職を呼んで...
田中貢太郎 「累物語」
...・土の虫のちぎられたまゝ土にもぐる月にむいて誰をまつとなくくつわむしふけてあぶらむしがはふだけ・住みついて煤のおちるにも(改作)十月十六日夜あけのしぐれはさびしくわびしく身にしみた...
種田山頭火 「其中日記」
...千住(せんじゅ)辺へ出かけた時とか...
徳田秋声 「縮図」
...安住の地は生活の地である...
豊島与志雄 「故郷」
...私(わたし)の一家は長崎(さき)に住(す)んでゐた...
南部修太郎 「寫眞と思ひ出」
...小さい家にお婆さんがひとりで住んでゐた...
林芙美子 「絵本」
...千住から小菅の方へ行く街道沿いで...
宮本百合子 「一太と母」
...「トラクター中央」を囲むいくつかの集団農場が、生産手段の工業化につれて、労働の種別基本賃銀による共同労働、共同食堂、共同住宅、クラブ、託児所をもって、これまでと全然違う集団的労働と休息をもつようになって来た...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...我家(わがいえ)に住む如くに住んでもらいたい...
森鴎外 「渋江抽斎」
...傲(おご)りて住める鷺を一時(ひととき)に剰(あま)さず7650射て墜せ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...アグリゲントゥムの住民の間に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々が本籍住所の表示には法規上大字より小さい地名は不用である...
柳田國男 「地名の研究」
...その貧しい住居のどこかを...
山本周五郎 「季節のない街」
...況(いわ)んや下層社会に住む職業婦人がどうして身を護り得よう...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...そこに住んでいる百姓のおやじであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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