例文・使い方一覧でみる「低頭平身」の意味
スポンサーリンク...二人は宝玉屋に低頭平身して事情を打ちあけた... 
――モウパンサン―― 辻潤訳 「頸飾り」
...自分は低頭平身してあやまらなければなるまい...
永井壮吉 「人妻」
...客待合に遊んで芸者を呼ぶや芸者来らざれば主婦低頭平身して申訳をなす...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...印刷屋の強談判に低頭平身せねばならず金方を見付けに走り廻るなど...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...彼らを荘厳な神様の前に畏れかしこんで低頭平身させることである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...早速宅へ来て低頭平身お話をして帰ったがね...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
...囃子方諸老が低頭平身している情景なぞが記憶に残っている...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...低頭平身して挨拶をした...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...……むろん吾輩の方から低頭平身して仲間に入れてもらったが...
夢野久作 「爆弾太平記」
...気を呑み声を呑（のん）で「鼻」の前に低頭平身する他ありませぬ...
夢野久作 「鼻の表現」
...武者が、本気で争うならば、まだなりの小さい、十四歳の慶次郎の手を払うが如きは、何の造作でもあるまいが、主人の甥というところに、低頭平身、なすままになりながら、ただその無下（むげ）な意志だけを拒（こば）みぬいているのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...低頭平身していたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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