例文・使い方一覧でみる「位取り」の意味

...一方が庖厨（ほうちゅう）にいて神妙に勝手方をつとめているところを見れば――位取りの差はおのずから明らかであって... 一方が庖厨にいて神妙に勝手方をつとめているところを見れば――位取りの差はおのずから明らかであっての読み方

中里介山「大菩薩峠」

...結婚したいとも思っちゃいないんですよ……位取りがちがうんだ... 結婚したいとも思っちゃいないんですよ……位取りがちがうんだの読み方

久生十蘭「あなたも私も」

...きょうの意気と位取りはよかったよかった」と賞められた時の嬉しかったこと……初めて能管としての自信が出来たという...

夢野久作「梅津只圓翁伝」

...それを着けて舞うているシテの位取りを勘取って地謡が謡う... それを着けて舞うているシテの位取りを勘取って地謡が謡うの読み方

夢野久作「梅津只圓翁伝」

...位取りや何かの叱正を受けている光景を見た... 位取りや何かの叱正を受けている光景を見たの読み方

夢野久作「梅津只圓翁伝」

...その中でも姿態の方から観察すると、労働者が習熟鍛練した業務の三昧に入っている時には、その体の構え、動作の位取り、心持ちの静かさまでが、「能そのまま」になっていることが珍しくない...

夢野久作「「生活」＋「戦争」＋「競技」÷０＝能」

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