...四十年位にしかならぬことを知るに充分な位...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...彼女の死因は『死なねばならぬ事情』位のなまやさしいものではなかつたのです...
伊藤野枝 「背負ひ切れぬ重荷」
...つい今(いま)し方(がた)蔽い布を取って見て驚いた位なんです...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...化粧室の扉は元の位置に戻された...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...多かつたとかで喜んで居たりしたことは鬼と言つてもまだ言ひ足りない気がする位である...
太宰治 「地図」
...其位に困つて居る所へ以て往つて昨年の八月以來谷中村を買上げると云ふことになりますと云ふと又一層酷いことをやつた...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...そういうものは必ず完全に君主の地位をとることになり...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...全く可笑しい位幾らでも...
中島敦 「環礁」
...白人を断っても彼等を招んでやり度い位だ...
中島敦 「光と風と夢」
...あとの三十日程(さんじふにちほど)は充分(じゆうぶん)仕事(しごと)も出來(でき)ない位(くらゐ)衰(おとろ)へて仕舞(しま)つた...
夏目漱石 「門」
...位地を求むるためなのである...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...焼石を蔵したかと思はれる位に夥しく痛い熱の塊を感じて...
牧野信一 「F村での春」
...日配の統計の純文学では「細雪」が第一位です...
宮本百合子 「新しい抵抗について」
...またあなた様に対しては御在位の節には若輩であり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自分を岡田の地位に置きたいと云うのは...
森鴎外 「雁」
...皇帝の位を僭(せん)していた袁術(えんじゅつ)が...
吉川英治 「三国志」
...ビレラが京都を留守にしたのは全部で四十日位である...
和辻哲郎 「鎖国」
...すなわち最高八十町の位田は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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