...まあせいぜい五十円位の大雅を一幅(ぷく)得たいのである...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...家の位置構造に注意せざるに因る第四にはいよいよ場所の選定が出来た後に...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...七 場所的延長及び延長を前提する偶有性、例えば形体、位置、場所的運動、などの直接の基体である実体は、物体(corpus)と呼ばれる...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...学位を受ける人の年ごとの数が大きいということだけでは少しも濫造の証拠にはならない...
寺田寅彦 「学位について」
...犬はちゃんと自分の地位を知っています...
豊島与志雄 「猫先生の弁」
...王位の名によって王笏(おうしゃく)を攻撃し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...日本文化史の中に持たれている位置を思いあわせて...
中井正一 「少年に文化を嗣ぐこゝろを」
...ラファエレも六呎(フィート)四吋(インチ)位はあろう...
中島敦 「光と風と夢」
...立(た)つ前(まへ)よりも却(かへ)つて好(い)い位(くらゐ)に見(み)えた...
夏目漱石 「門」
...太つたたか子夫人の出ない會はない位になつた...
林芙美子 「或る女」
...椿の賀といはれた位で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...自ら僞る位なら小説は書きません...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...兎位はお午休みに鉄砲を担いで一回りして来れば一羽は無論獲れますな...
牧野信一 「F村での春」
...落ち着いた品位を見せて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...どの位「言文一致」の体で書かれた小説と近いものだつたかといふ事を言ひたい為めなのである...
水野葉舟 「言文一致」
...襯衣(シユミイズ)丈(だけ)は三日位(ぐらゐ)に取換へるので白く目立つて居た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...二位のお局さまが...
吉川英治 「私本太平記」
...五 島原半島の開拓丁度復活祭の頃に大村では高い地位にある二人の武士の間に争が起り...
和辻哲郎 「鎖国」
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