...余(よ)が藏品中(ざうひんちう)の第(だい)一位(ゐ)を占(し)めて...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...その儘「従四位」をポケツトから引出して...
薄田泣菫 「茶話」
...「橋弁慶」位ゐを習つた...
坪内逍遥 「十歳以前に読んだ本」
...多少とも左翼的色彩を持ったことのある人で後にこういう社会科学方面の学位をとったことは...
戸坂潤 「社会時評」
...枕の位置が畳の上でちょっと廻った...
夏目漱石 「虞美人草」
...気違いだ」ちょうど大正天皇の即位式を目前にしたころで...
野村胡堂 「胡堂百話」
...名乘つて出た位えだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お絹さんお信さん位のものでしょうよ」「それは驚いたな」「もっとも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...乱歩氏の蔵書を十冊位は貰った筈であるが...
野村胡堂 「乱歩氏と私と」
...夫れからどの位の価(あたい)かと云たら...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ただその品位を保ち...
福田英子 「妾の半生涯」
...――この三つのものをリルケが悲歌全篇にわたつて人生の重要な要素と考へてゐることは誰にも分かる位...
堀辰雄 「心の仕事を」
...俺ひとりのためだつてそれ位ゐはきらさないで欲しいぜ...
牧野信一 「街角」
...漱石(九枚)随筆最も長いので二十枚位(わが父)を入れて五六篇ぐらい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...紅茶半斤へ砂糖と牛乳を交ぜて四十銭位です...
村井弦斎 「食道楽」
...一年間位鄭重(ていちょう)に保護(ほうご)していた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...我々の祖先の地位身分を隠すのはよそうじゃありませんか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「…………」「…………」夫人は必死な気位を持って彼を見下ろそうとした...
吉川英治 「三国志」
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