...「丁度君には適当の位置だ...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...吉ちゃんは一つ位しか考えられません...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...第十代目に崇神天皇(すじんてんのう)がお位におつきになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...国中(じゅう)で一ばんえらいお医者さまになり王さまから位(くらい)と土地とをもらって...
鈴木三重吉 「湖水の女」
...ちょうどその時に読んでいた所がいろいろなアルコールの種類を記述したページであったためにそういう心像の位置転換が容易にできたものと思われる...
寺田寅彦 「柿の種」
...悪ければ五十人位ということだ...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...芸術的な内的な順位をもってする...
豊島与志雄 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それ位の事はあるに違えねえと思ったが――」「あったか」「ありませんよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その位のお鳥目(ちょうもく)ではというのが...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...いづれにも見透しの利く場所に位置したのはすべて相圖に任ずるためであることは...
羽田亨 「賢所御神樂の儀」
...人の丈よりも高い位であるからして...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...これが生き返ってでも来るか? 見ていろ!(いきなりバリバリバリと位牌を踏みつぶし...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...はばかりに行こうとするのを邪魔立てしている眼の位置なのだ...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...蓑といえばとかく荒々しい雑具のように考えますが「けら」の類はむしろ高い品位を想わせます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...強飯(こわめし)なぞを中位の風呂敷一パイぐらい...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...あれ位の店はマルセールあたりにもチョット無いよ...
夢野久作 「焦点を合せる」
...一州の太守という位置をかち得た...
吉川英治 「三国志」
...一時でも帝位を渡すべきではなかったと...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??