...但し書には圈點(けんてん)を打つて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...特に料金は二割引」とわけのわからぬ但し書をつけたが...
海野十三 「爆薬の花籠」
...それも自分の都合悪い但し書きのとこ手エで隠してて...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...廻状の但し書が妙に可笑(おか)しかったからつい出掛ける気になって出席した...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...そのあとへ但し書がつけてある...
夏目漱石 「三四郎」
...但し書がありさうです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そばに〈“にんじん”のように〉と但し書きがついている...
久生十蘭 「だいこん」
...但し書きをしないで...
水野仙子 「脱殼」
便利!手書き漢字入力検索