...但しこの電波は、波長が非常に小さい上に微弱であるために、これを受信し検出することは相当むずかしいことであるために、従来発見されることが殆んどなかったのだという...
海野十三 「地球発狂事件」
...和譯P.623.Ski 發音は Schi,但し英語通りスキーとも云ふ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...但し(brigens に同じ)vor kurzem 曩日...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...但シ今日ハ眼ガ赤クナラナイ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...但し一事を今述べて之を威嚇の言とせむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...但しかかる現代性はかの永遠なる今ではない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...但し今の場合を次のような場合として理解するならばそれは誤解である...
戸坂潤 「科学方法論」
...全くそれは報道の商品化の必然的な――但し多くの内の一つの――結果に外ならぬ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...但しここでいう道徳は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...但(ただし)当月中には是非とも「口舌八景」上げたきつもり貴処もせいぜい御勉強のほど願はしくお花半七掛合(かけあい)今より楽しみに致をり候半兵衛(はんべえより)金阜(きんぷ)先生さまその頃までは何(なん)の彼(か)のといっても私にはまだ若い気が残っていた...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...但しよろしく畿の内に居住して...
中里介山 「法然行伝」
...但し非生産階級そのものは社会の経済的発達の産物たることを忘れては不可ない...
平林初之輔 「文学方法論」
...但(ただ)しこの句の価値をいはば一文にもあたらず...
正岡子規 「俳諧大要」
...但、これは昔からあるので、今度震災後特に眼に付いたのは、その売り物の価格が向上した事と、そのねらっている客筋が違うことである...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...但(ただし)、ここで改めて断っておくが、こんな風に事件の核心である心理遺伝の内容を一番あとまわしにして、外側の事実から順々に中味へ中味へと支那料理……オット、シナリオにして行くのは筋がチャンポンという洒落(しゃれ)ではない...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...丹波、但馬(たじま)、伊勢ざかい...
吉川英治 「私本太平記」
...但馬守からは甥(おい)にあたるので...
吉川英治 「宮本武蔵」
...但馬守と安房守へ計るような...
吉川英治 「宮本武蔵」
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