「但」の意味
ただ
小説での「但」の使い方
...但し今度は外部に面している...
芥川龍之介 「誘惑」
...但(ただ)、「貴方」と言つたのが、「君」に変つてゐた...
石川啄木 「葉書」
...大正十四年(たいしようじゆうよねん)五月二十三日(ごがつにじゆうさんにち)の但馬地震(たじまぢしん)に於(おい)て...
今村明恒 「地震の話」
...その但馬さんにそんな事を頼む男も男だ...
太宰治 「きりぎりす」
...但し酒はうまくない...
種田山頭火 「行乞記」
...但し人間の血の中には潮時がある...
ロード・ダンセイニ Lord Dunsany 松村みね子訳 「人馬のにひ妻」
...第四部之まで学問性は普遍妥当性として――但し単なる形式的概念としてではなくして内容あるそれとして――即ち教導性として...
戸坂潤 「科学方法論」
...――但し精神能力に対立する意味での対象は実は客観に外ならなかった...
戸坂潤 「科学方法論」
...主観に与えられた処の(但し与えられるには物そのものが主観に作用したのだったが...
戸坂潤 「科学論」
...但し茲で世界観とは...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...但しこの後庭を見る隙を得なかったのは私の残念とするところである...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...但だ乾隆嘉慶以後...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...但しそのためには...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...但しその新しき輸入当初に於ては...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...但此人は象胥(ツウジ)に似て能く我が國語に通ぜり...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...但当時君上御不例...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二人で但馬まで歩いて行ったことがある...
柳田国男 「故郷七十年」
...誰が見えられたのじゃ」「御老中秋元但馬守様...
吉川英治 「剣難女難」
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