...性質の互いに似通っているものが縦に並ぶことになり...
石原純 「メンデレーエフ」
...それからこの現象と似通っている今一つの事実は...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...似通っているに相違ない...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...面ざしがちょっと似通っているというのを聞き伝えて...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...この自覚の境地は又なんとなく「本来の面目」を云々する禅門の悟道の境地と似通っている...
辻潤 「自分だけの世界」
...何となし青柳の気分に似通っているようで...
徳田秋声 「爛」
...二滴の血潮のように似通っている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...どうやら床の間の「花の色は」の筆蹟と似通っていることだけです...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのある物は汽車の女に「あなたは度胸のないかたですね」と言われた時の感じとどこか似通っている...
夏目漱石 「三四郎」
...ほぼ似通っている...
夏目漱石 「文壇の趨勢」
...あたかも守銭奴のそれに似通っている事には...
夏目漱石 「道草」
...どこやら私の母と似通っているような気もされてくるや否や...
堀辰雄 「三つの挿話」
...あまりたがいに似通っているために...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...似通っているものであることを感じないではいられないのである...
山之口貘 「詩とはなにか」
...すなわち背景と職業が似通っているために...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...似通っているので御座いましたが……しかしその正木先生の頭脳の非凡さと...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...どうやら似通っているようで御座います...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...あんまり風采(ようす)が似通っているままに...
夢野久作 「名娼満月」
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