...〔譯〕獨得(どくとく)の見(けん)は私(わたくし)に似る...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...「もう少し徳次郎の愚図に似るとよかつたんだ...
犬養健 「朧夜」
...そして町角で気絶を真似る...
谷譲次 「踊る地平線」
...』神に似る王プリアモス即ち答へて彼に曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...君は愛する父に似る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...この一夜ひろしまの火光は人類の寝床に映り歴史はやがてすべての神に似るものを待ち伏せる...
峠三吉 「原爆詩集」
...より叫びに似るやうに描いたのである...
中原中也 「生と歌」
...誓言わが守る日は神に似ぬ少し忘れてあれば魔に似る我々がまだ若かつた時分...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...小さいながらもせめて青野の凧に似るほどの安全なものにする...
牧野信一 「鱗雲」
...「着けてゐる衣裳は大名の姫君にも似るべきほどの結構なものでありました」とある...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...熟日下の地面と樹蔭によく似るから...
南方熊楠 「十二支考」
...餅や大根を供うるなどよく大黒祭に似る...
南方熊楠 「十二支考」
...こうまで人は似るものかと二人の清らかな眼を見入った...
室生犀星 「姫たちばな」
...真紀、真似る...
森本薫 「みごとな女」
...我々は不徳な者を真似るか・憎むか・しなければならないが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それは子がその父に似ることで論証される...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...同じ年をとった人たちの所作(しょさ)を真似るという中でも...
柳田国男 「こども風土記」
...おくみに似るだろうね」と甲斐は云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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