...ともかく伺うことは伺うが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...先生のところへ伺うことにするつもりでいたんですけれど...
徳田秋声 「仮装人物」
...あなた方から一時間二時間の説明を伺うより...
夏目漱石 「明暗」
...どうした」「つかぬことを伺うようですが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...機嫌を伺うように...
火野葦平 「糞尿譚」
...それから入りて謁すると知識門外よりこれを伺う...
南方熊楠 「十二支考」
...てっちゃんがこの間あなたの御意見を伺う前...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...迚も朝のうち伺うという工合に行きませんでした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「たびたび伺うはずですが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どうしたのか」伺うこと...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...そして会津このかたの精(くわ)しい話を伺うと...
山本周五郎 「日本婦道記」
...――柴桑城へ伺うのは...
吉川英治 「三国志」
...ひたぶる御勉強のみと伺うが...
吉川英治 「私本太平記」
...「いや、伺うてみれば、二人の身の上も、このすね法師が身の上も、まずは似たり寄ッたりといえようか...
吉川英治 「私本太平記」
...御意(ぎょい)を伺うてくれいと...
吉川英治 「私本太平記」
...「……つい、この暴風雨(あらし)に眼がさめて、伺うともなく、皆様のおはなしを、洩れ伺いましてござりまするが」「や、柳斎...
吉川英治 「私本太平記」
...いろんな秘事を伺うておる」「こやつ...
吉川英治 「私本太平記」
...ごあいさつに伺うはずでございますが」「時に...
吉川英治 「私本太平記」
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