...あとでお姉さまに伺うと...
豊島与志雄 「牛乳と馬」
...一度あなたのところへ伺うのを?」彼はびっくりした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お話を伺うだけは伺って置きましょう」お銀様はこう...
中里介山 「大菩薩峠」
...夜など少し早めに伺うと...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...老人の気色(けしき)を伺うと「やはり御承知か...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...御話を伺うたんびに利益を得ると思って感謝しているんだが...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...「なぜ」「僕にゃその心理作用が解らないから伺うんです」清子はやっぱり津田を見ずに答えた...
夏目漱石 「明暗」
...石原の親分じゃ伺うまでもございません」妙に奥歯に物の挿(はさ)まったような微笑を浮べて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...掛合噺(かけあいばなし)はまた来年の春にでもゆっくり伺うとして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お宅へ伺う暇なんか...
久生十蘭 「あなたも私も」
...初代さまお墓詣りに伺うことに何の苦労もあるわけとてなかったけれど...
正岡容 「小説 圓朝」
...念のために神慮を伺うた...
南方熊楠 「十二支考」
...「宮様のほうへ伺うようになりましてから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「叔母さまへ伺うのですか」と杉乃が訊いた...
山本周五郎 「竹柏記」
...現朝廷の内々のおぼしめしを伺うても...
吉川英治 「私本太平記」
...「いや、伺うてみれば、二人の身の上も、このすね法師が身の上も、まずは似たり寄ッたりといえようか...
吉川英治 「私本太平記」
...父重明(しげあき)が伺うべきでございますが」と...
吉川英治 「私本太平記」
...貴筮(きぜい)に伺う必要はありません...
吉川英治 「新・水滸伝」
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