...思いきって伺う事にしたんです...
有島武郎 「或る女」
...私どもはどうしても主婦自身伺うべきだと考えたのです...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...それを伺うつもりでわざわざ来たんだからゆっくり話して下さい...
夏目漱石 「行人」
...嫂さんさえ取り合わなければそれまでじゃありませんか」「そりゃ聴(き)かないでも解ってるよ」「だからあたしが伺うんです...
夏目漱石 「明暗」
...その理由(わけ)を伺うんです」とお延は云った...
夏目漱石 「明暗」
...貴方(あなた)のお名前を伺うことは出来ませんでしょうか――私の忙しい旅の思い出にいたし度いと思います...
野村胡堂 「天才兄妹」
...ところが、今伺うと、検視も検証もちゃんと六時前に片附き、われわれが明石署から釈放される以前に警察の人数は全部お引払いになって、有明荘の門番になんか一人もいられなかった」鋭い眼つきで印東の顔を凝視し、「一体何のために、そんな益(とく)にもならぬ嘘を吐かれたんでしょう...
久生十蘭 「魔都」
...私はあなたの冗談を伺うためにこんなところに突ッ立っているのではありません...
久生十蘭 「魔都」
...つかぬことを伺うようですが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...先生は屹度(きっと)中ノ嶋(なかのしま)の筑前屋敷に伺候(しこう)して御機嫌(ごきげん)を伺うと云う常例であった...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ややもすれば隙(すき)を伺うてトルーフルをちょろまかす...
南方熊楠 「十二支考」
...ただもう少し近くへ伺うことをお許しくだすったら...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「春の日の退屈を紛らわすのには六条院へ伺うのがいちばんよいことですね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...高松へ積み出してよろしいかどうか伺うつもりでおりました」「高松へ送るのはよす...
山本周五郎 「新潮記」
...「いや、伺うてみれば、二人の身の上も、このすね法師が身の上も、まずは似たり寄ッたりといえようか...
吉川英治 「私本太平記」
...近日こちらから伺うと……」たびたびなので...
吉川英治 「松のや露八」
...父の方からお礼に伺うところであるが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...伺うのをつい忘れてしまったんですよ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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