...「御用のある時に伺うつもりでございました...
豊島与志雄 「画舫」
...時々伺うようになったのは...
中谷宇吉郎 「牧野伸顕伯の思い出」
...お宅へ伺うという約束で...
久生十蘭 「あなたも私も」
...お名前を伺うのを忘れて...
久生十蘭 「野萩」
...ちょっともどって持って来たいのです……つかぬ事を伺うようですが...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...つかぬことを伺うようですが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...御用件を伺うと、戦争のためパリーのオペラシーズンが開けなくなったから、今年はロンドンでイタリーやロシアの第一流の歌手を集めてオペラ・シーズンを開きたい...
三浦環 「お蝶夫人」
...ホントは皆さんのお話を伺うつもりで出席させていただいたわけなんです...
三好十郎 「その人を知らず」
...同じ院内にもおいでになる兵部卿の宮の所へは始終伺うのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...金銭の奴隷に下足を揃えて御機嫌を伺う...
夢野久作 「鼻の表現」
...「恋、お身の上、現在の御境遇、なべて縷々(るる)のおん物語りも、伺うてみれば、まずはめでたいことばかりじゃ...
吉川英治 「私本太平記」
...こよいあたりひとつ黒木の御所へ伺うてみては」「え...
吉川英治 「私本太平記」
...いちいち叡慮(えいりょ)に伺うばかがあろうか」「うんにゃ...
吉川英治 「私本太平記」
...春の宮(東宮)へも伺うたよしを聞いております...
吉川英治 「私本太平記」
...……いま伺うと、また大杯を強(し)いられるぞ」「御酒宴中か」光秀はふと、たじろぐような眉をした...
吉川英治 「新書太閤記」
...機を伺うこと半歳...
吉川英治 「新書太閤記」
...そちらのご希望にはそいかねる」「伺えば伺うほどお慕いが増す...
吉川英治 「新・水滸伝」
...如何せんと辺りを伺うと...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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