...『汝(そなた)には神様(かみさま)に伺(うかが)うこともちゃんと教(おし)えてあるから...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...「一寸御主人に伺ひますが...
薄田泣菫 「茶話」
...だがこちらから少しも伺候する義務は無いのだと思ひ返すと...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...其伺(カキマ)み給いし情を恨みつつも恋しきに堪え給わずて...
高木敏雄 「比較神話学」
...またこの次に伺います」「そうですか...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...別段ぶしつけなことを伺うつもりではなかったのですけれど...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...では屹度お伺いするわ...
豊島与志雄 「球突場の一隅」
...柳屋に待っていらっしゃると御家来衆がお沙汰に来て下すったんだから」「お伺いしなくては悪いでしょうか...
中里介山 「大菩薩峠」
...お庭先で御機嫌を伺った方が...
中里介山 「大菩薩峠」
...手段や方法が解っているなら伺っておく方が便利かと思います」「そんな事はあなたが知らないでもいいのよ...
夏目漱石 「明暗」
...まだ伺いませんのね...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...一度も何てお名前の頭文字(かしらもじ)か伺はなかつたのです...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...今日は文字通り同病の誼(よしみ)による御機嫌伺いを申します...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何でもなくそっと伺候をするようなことはみすぼらしくてよろしくない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...同じ院内にもおいでになる兵部卿の宮の所へは始終伺うのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...法文科の中江先生からズット以前に伺っておりました...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...伺いましたが」「そりゃ...
吉川英治 「私本太平記」
...羅真人(らしんじん)さまのご法話を伺いたいと思いましてな」「ほ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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