...密(ひそ)かに歌伶(かれい)を其の家に召し...
芥川龍之介 「八宝飯」
...コロンナに伶人の群あり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...福一はかゝる伶俐(かしこき)ものなりしゆゑ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...その姿によってこの舞を作って伶人(れいじん)に舞わしめたとある...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...三寸の緑から鳴きはじめた麦の伶人(れいじん)の雲雀は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...伶工代ル々々壇上ニ出デ其技ヲ奏ス...
成島柳北 「他山の石」
...一伶壇上ニ上ル...
成島柳北 「他山の石」
...第一九四五篇B29の爆音にあはせて伶長(うたのかみ)にうたはしめたるダイコンの歌(うた)一 われ空にむかひて眼をあぐ...
久生十蘭 「だいこん」
...お宮の中でも伶人らしく振舞つてそれぞれの楽を奏して来たが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...一九〇四年ベルリンで大評判だった「伶俐なハンス」てふ馬は種々不思議の芸を演じ...
南方熊楠 「十二支考」
...伶人の古楽をたのしみきいたとき...
山本実彦 「十五年」
...伶俐な仏蘭西(フランス)の婦人達は必ず之(これ)に対する立派な御(ご)意見がありませう...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...楽部(がくぶ)の伶人(れいじん)たちは...
吉川英治 「三国志」
...法成寺址(ほうじょうじあと)のさる伶人(れいじん)(雅楽寮(うたりょう)の楽師)の家だった...
吉川英治 「私本太平記」
...神楽殿の伶人(れいじん)たちを呼びにやったり...
吉川英治 「平の将門」
...田舎伶人のあやしげな感覚によって...
吉川英治 「平の将門」
...何ぞ劉伶(りうれい)の(すき)を用ひんや...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...劉伶(りゅうれい)という賢者がいた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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