...更に又日本の菊花を愛せる伶※(れいへい)孤寂(こじやく)のゴンクウルを想(おも)へば...
芥川龍之介 「骨董羹」
...コロンナに伶人の群あり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...福一はかゝる伶俐(かしこき)ものなりしゆゑ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...三寸の緑から鳴きはじめた麦の伶人(れいじん)の雲雀は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...露国革命前帝室歌劇部の伶人...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...それは伶人(れいじん)の姓をもった眼の大きい男であった...
夏目漱石 「行人」
...足利時代の連歌師よりも寧ろ平泉の秀衡若くは鎌倉將軍の幕庭に收容された歌人又は伶人の徒である...
原勝郎 「足利時代を論ず」
......
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...一九〇四年ベルリンで大評判だった「伶俐なハンス」てふ馬は種々不思議の芸を演じ...
南方熊楠 「十二支考」
...船下(お)ろしの最初の日は御所の雅楽寮の伶人(れいじん)を呼んで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...高官たちと堂下の伶人(れいじん)とで大合奏が行なわれるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...伶人(れいじん)が召し出された...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ここの主(あるじ)の伶人(楽師)が小走りにつづいて来て...
吉川英治 「私本太平記」
...このほか相州一族の地関東諸家の所領をばさせる功もなき宮廷内(みやうち)の伶人伎女...
吉川英治 「私本太平記」
...伶人(れいじん)たちが...
吉川英治 「親鸞」
...神楽殿の伶人(れいじん)たちを呼びにやったり...
吉川英治 「平の将門」
...何ぞ劉伶(りうれい)の(すき)を用ひんや...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...劉伶(りゅうれい)という賢者がいた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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