...――伝奏を期していた正成はどう答えていいかわからず...
吉川英治 「私本太平記」
...侍者(じしゃ)の狂喜していう伝奏に...
吉川英治 「私本太平記」
...すべて二人の伝奏(でんそう)に依っている...
吉川英治 「私本太平記」
...伝奏にも俟(ま)たず...
吉川英治 「私本太平記」
...……せめてと、この兼好にお託しあって、今朝早く、牢船(ろうぶね)の上から加古川ノ宿を、いくたびとなく振り返りつつ、四国へ送られて行かれましたゆえ」と、それの伝奏を、彼は切に道誉へ依頼したのであった...
吉川英治 「私本太平記」
...河内の片すみにある一土豪に過ぎぬ身が、伝奏も経ず、じきじきなお答えなどはどうだろうか...
吉川英治 「私本太平記」
...それとなくお別れにまいったものでございましょうか」伝奏(てんそう)の公卿が...
吉川英治 「私本太平記」
...古式のとおり奏文(そうもん)の伝奏を仰いで...
吉川英治 「新書太閤記」
...あやうくも伝奏屋敷の門に着いた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...伝奏屋敷の門に埃(ほこり)が立つほど...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...伝奏屋敷(でんそうやしき)へ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...伝奏屋敷に参って...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...数百人が河岸(かし)から伝奏屋敷の門の中まで両側に立ち並ぶと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...伝奏から、「御下賜」とあって、檜皮色(ひわだいろ)のお小袖を、範宴に賜わった...
吉川英治 「親鸞」
...伝奏まで書を上(のぼ)す折にも...
吉川英治 「源頼朝」
...やがてこの伝奏屋敷の溜りの小侍を呼び...
吉川英治 「宮本武蔵」
...伝奏屋敷の控えの広間から...
吉川英治 「宮本武蔵」
...伝奏(でんそう)やしきの半双(はんそう)の屏風(びょうぶ)に...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索