例文・使い方一覧でみる「伝い」の意味

...お手伝いのお花（はな）さんが山のように握飯をもって入ってきた... お手伝いのお花さんが山のように握飯をもって入ってきたの読み方
海野十三「空襲警報」

...スルスルと幹を伝い降りて... スルスルと幹を伝い降りての読み方
江戸川乱歩「影男」

...取り散らかった座敷を片着けている女中を手伝いがてら... 取り散らかった座敷を片着けている女中を手伝いがてらの読み方
徳田秋声「足迹」

...廊下伝いに台所の方へ行き... 廊下伝いに台所の方へ行きの読み方
豊島与志雄「祭りの夜」

...馬にやる豆を煮たり鶏の餌をこしらえてやったりする手伝いで... 馬にやる豆を煮たり鶏の餌をこしらえてやったりする手伝いでの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...あるいは門（かど）からすぐ小路（こうじ）伝いに駿河台下（するがだいした）へ向おうが... あるいは門からすぐ小路伝いに駿河台下へ向おうがの読み方
夏目漱石「彼岸過迄」

...廊下伝いに主人の書斎へ来て... 廊下伝いに主人の書斎へ来ての読み方
夏目漱石「門」

...ある宵（よい）は吉原（よしわら）の引手茶屋（ひきてぢゃや）に手伝いにたのまれて... ある宵は吉原の引手茶屋に手伝いにたのまれての読み方
長谷川時雨「樋口一葉」

...或る時は雑誌屋に傭（やと）われて飜訳の手伝いをしました... 或る時は雑誌屋に傭われて飜訳の手伝いをしましたの読み方
浜尾四郎「悪魔の弟子」

...手伝い婆さんはドアを閉め... 手伝い婆さんはドアを閉めの読み方
フランツ・カフカ　Franz Kafka 原田義人訳「変身」

...ほかにお手伝いすることは？」スミス氏がこれで充分だとつぶやいた...
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「鉄面皮」

...「いつでもお手伝いにまいりますゆえ」「はい... 「いつでもお手伝いにまいりますゆえ」「はいの読み方
本庄陸男「石狩川」

...近所の家に手伝いにいって食べさせてもらっていました... 近所の家に手伝いにいって食べさせてもらっていましたの読み方
宮島資夫「清造と沼」

...」「ではお手伝いの方なんでしょうか... 」「ではお手伝いの方なんでしょうかの読み方
室生犀星「蜜のあわれ」

...また時々の手伝いやユヒの人もくる... また時々の手伝いやユヒの人もくるの読み方
柳田国男「木綿以前の事」

...くろは助二郎の家へ手伝いにいっていて助かった... くろは助二郎の家へ手伝いにいっていて助かったの読み方
山本周五郎「ちいさこべ」

...この人は今日一寸手伝いに頼んだ人です... この人は今日一寸手伝いに頼んだ人ですの読み方
横光利一「旅愁」

...『そうかなあ、俺あ、そう思わねえが』と、左官手伝いの、辰造が云った...
吉川英治「新編忠臣蔵」

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