...さうして比較的長い間休息することの出來る病氣は恐らく外にないだらうと思ふ...
石川啄木 「郁雨に與ふ」
...水中の働きに疲れた體を横たへて休息するには都合がよかつた...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...大熊の雄瀧のさまに比ぶれば雌瀧はやはり雌瀧なりけり數坪の平地に休息するより早く...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...休息すること三十分にして去る...
大町桂月 「碓氷峠」
...甘酒茶屋に休息するほどに...
大町桂月 「箱根神社祈願の記」
...僅に三十間或は四十間ばかりにて休息するが故に...
関寛 「関牧塲創業記事」
...主人を休息させるためにのみ休息する...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...できるだけ遠くひろく魚をとり猟をするがよい――もっと遠くもっとひろく――そして悪びれずに多くの小川のふちや炉のわきで休息するがよい...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...休息するために横になった...
小泉八雲 田部隆次訳 「雪女」
...昼飯をすませて少し休息すると...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...ときどき休息する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...阮東はゆっくり休息するひまがありませんでした...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...凉しい木かげで休息する時は※を地上に敷いて兩掛の荷物を枕にして一睡を貪る...
長塚節 「旅行に就いて」
...休息するのがうれしかった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...このため兵士たちは休息することを忘れねばならなかった...
横光利一 「日輪」
...休息する場所を求めさせていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...休息する遑(いとま)もなく...
吉川英治 「新書太閤記」
...交代して休息するが...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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