...さうして比較的長い間休息することの出來る病氣は恐らく外にないだらうと思ふ...
石川啄木 「郁雨に與ふ」
...彼はもつと何か休息するにいゝ...
犬養健 「姉弟と新聞配達」
...そして妾はしばらくの間休息するために...
海野十三 「三人の双生児」
...休息すること三十分にして去る...
大町桂月 「碓氷峠」
...耐忍する事能わずして草上に座して休息するに至れり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...半閑堂で休息する折に...
田中貢太郎 「緑衣人伝」
...休息するために横になった...
小泉八雲 田部隆次訳 「雪女」
...とにかく休息することができると思うと...
田山花袋 「一兵卒」
...それとももう永久に休息するか...
寺田寅彦 「時事雑感」
...それからあの見晴らしのいい露台に出てゆっくり休息するつもりで煙草(たばこ)に点火したとたんに...
寺田寅彦 「小爆発二件」
...ときどき休息する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...疲れるとそれによりかかって休息する...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...凉しい木かげで休息する時は※を地上に敷いて兩掛の荷物を枕にして一睡を貪る...
長塚節 「旅行に就いて」
...客間に通って休息するよう――」二〇辞し去ろうとする闇太郎を...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...それどころか食後長く休息するのを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...往(い)って静かに休息する国が...
柳田国男 「海上の道」
...このため兵士たちは休息することを忘れねばならなかった...
横光利一 「日輪」
...しばらく休息するところまで連れてゆけ...
吉川英治 「神州天馬侠」
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