...水中の働きに疲れた體を横たへて休息するには都合がよかつた...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...僅に三十間或は四十間ばかりにて休息するが故に...
関寛 「関牧塲創業記事」
...気を置かずに休息するがよかろう」話の内に日が出て明るい朝日の光が岩屋の中にさした...
田中貢太郎 「神仙河野久」
...とにかく休息することができると思うと...
田山花袋 「一兵卒」
...黄色寝椅子(デイヴアン)の上に休息することが一致してゐるどこか別の邦へ行つて住まうと決心した...
富永太郎 「鳥獣剥製所」
...ときどき休息する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...疲れるとそれによりかかって休息する...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...休息するためには両手で鎖にぶら下がり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...始めから休息する覚悟であった...
夏目漱石 「坑夫」
...代助は絶壁の途中で休息する時間の長過ぎるのに安からずなった...
夏目漱石 「それから」
...その上をうんと前足で抑(おさ)えて少しく休息する...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...単に休息するばかりでなく...
萩原朔太郎 「秋と漫歩」
...軍紀をゆるめて休息する“幕合い”の時間がある...
久生十蘭 「だいこん」
...自分だけ休息する時間をよけいもつことになつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...休息する場所を求めさせていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...休息する遑(いとま)もなく...
吉川英治 「新書太閤記」
...交代で休息するように」「また南条からこれまでのあいだに...
吉川英治 「新書太閤記」
...休息する間もなく...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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