...水中の働きに疲れた體を横たへて休息するには都合がよかつた...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...彼はもつと何か休息するにいゝ...
犬養健 「姉弟と新聞配達」
...大熊の雄瀧のさまに比ぶれば雌瀧はやはり雌瀧なりけり數坪の平地に休息するより早く...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...休息すること數多くなりぬ...
大町桂月 「粕壁夜行記」
...できるだけ遠くひろく魚をとり猟をするがよい――もっと遠くもっとひろく――そして悪びれずに多くの小川のふちや炉のわきで休息するがよい...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それからあの見晴らしのいい露台に出てゆっくり休息するつもりで煙草(たばこ)に点火したとたんに...
寺田寅彦 「小爆発二件」
...ときどき休息する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...休息するがよい...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...凉しい木かげで休息する時は※を地上に敷いて兩掛の荷物を枕にして一睡を貪る...
長塚節 「旅行に就いて」
...ここで休息する外(ほか)に...
夏目漱石 「こころ」
...代助は絶壁(ぜつぺき)の途中で休息する時間の長過ぎるのに安(やす)からずなつた...
夏目漱石 「それから」
...或は其人が病氣の時に休息するは勿論...
福澤諭吉 「人生の樂事」
...何時も決つてゐる松林の砂原で休息するのであつた...
牧野信一 「F村での春」
...客間に通って休息するよう――」二〇辞し去ろうとする闇太郎を...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...あちらで休息することにしてまた来ましょう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...失礼して休息することにしよう」「いつ江戸へ立たれますか」「明日の朝...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...このため兵士たちは休息することを忘れねばならなかった...
横光利一 「日輪」
...休息する間もなく...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??