...己の休息する事の出来ない訣を話して聞かせよう...
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「春の心臓」
...休息すること三十分にして去る...
大町桂月 「碓氷峠」
...終に十分を限りて休息することとし...
大町桂月 「川越夜行記」
...甘酒茶屋に休息するほどに...
大町桂月 「箱根神社祈願の記」
...労(つか)れもしないのに休息する者である...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それとももう永久に休息するか...
寺田寅彦 「時事雑感」
...二三十分椅子(いす)にもたれたまま休息することを命ぜられた...
寺田寅彦 「自由画稿」
...ときどき休息する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...凉しい木かげで休息する時は※を地上に敷いて兩掛の荷物を枕にして一睡を貪る...
長塚節 「旅行に就いて」
...始めから休息する覚悟であった...
夏目漱石 「坑夫」
...すこし休息するのが自然の掟(おきて)だ(こう言われて八等官は...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...何時も決つてゐる松林の砂原で休息するのであつた...
牧野信一 「F村での春」
...客間に通って休息するよう――」二〇辞し去ろうとする闇太郎を...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...途中で休息する所を考えておけばよかったと言いながらも小野の家へ夜ふけになって帰り着いた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...迎方(むかへかた)東組与力朝岡助之丞(あさをかすけのじよう)が屋敷で休息するのであつた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...済まないが休息する...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...失礼して休息することにしよう」「いつ江戸へ立たれますか」「明日の朝...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...休息する家もこれから見つけることじゃ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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