...その夜は一杯飮んで直ぐ休むつもりであつたが...
岩野泡鳴 「鹽原日記」
...立花先生はよく学校を休むね...
海野十三 「少年探偵長」
...そこでゆっくり休むがいい...
江戸川乱歩 「大金塊」
...殆んど休む間もなしに句作をしたり批評をしたりしたものらしい...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...そこで暫く休むつもりで旅館へ入ったが...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「王成」
...休むまもありゃしない...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...仕事の中途で休むなどということを清さんは一度もしなかったのに……とふと思いついて...
豊島与志雄 「死因の疑問」
...留まる事も休む事もなかった...
夏目漱石 「門」
...あんまり休むから」「宜(い)いじゃありませんか首になったらそれまでよ」「そうも言っちゃ居られない」勇は渋谷の往来へ...
野村胡堂 「流行作家の死」
...「過激というと?」「休む時間もないというのは...
久生十蘭 「キャラコさん」
...一・二・四・五だから休む間ロクになし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...また彼の周圍の人々にも休むことを許さないのだ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...さてこれらの不気味な道を通り越しても更に吾々は休む暇もなく...
牧野信一 「ゼーロン」
...いったいうまく休むうちが見つかるであろうか...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...堀に家にはいって休むように言ったが...
室生犀星 「蛾」
...(八)正しい工藝は天然の上に休む...
柳宗悦 「工藝の道」
...それから盛長に、大儀であった、休むがよいと、犒(ねぎら)って、自身は、時政やその他の将を集めて評議し始めた...
吉川英治 「源頼朝」
...腰をおろして休む場所も自づときまつてゐる...
若山牧水 「鴉と正覺坊」
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