...麦蒔(むぎまき)やいつまで休む老一人しまひまで見ずに廻状(かいじょう)年の暮十一月十七日 大崎会...
高浜虚子 「五百五十句」
...彼女は勤めを休むとはいっていたが...
田中英光 「野狐」
...おまけに長く休むんだからやり切れない...
谷譲次 「踊る地平線」
...夜もおち/\休むことが出来なくなりましたのでございます...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...一ツ先の元八幡驛の待合所にも入つて休むことがあつた...
永井荷風 「或夜」
...勝手に上(あが)り端(ばな)に腰掛けて休むことにした...
中島敦 「夾竹桃の家の女」
...其処で休むことにした...
中谷宇吉郎 「荒野の冬」
...キチキチとすこしも休むことなく動いた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...安楽椅子でちょっと休むのだから』と言ったので...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...十二月一杯は休むと言ったので「家光と彦左」の撮影出来ぬかと困ってゐた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...疲れたら海辺へ出て休む……「延子なんかしつてるもんか...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...雨だと樽野は必ずN村行きを休むのであつた...
牧野信一 「円卓子での話」
...すなわち遊女が折々来て休むような家の壁に...
柳田国男 「木綿以前の事」
...暮いっぱい休むがいいだろう」「なにかわけがあるんですか...
山本周五郎 「さぶ」
...雨や雪で人足仕事を休むときや...
山本周五郎 「さぶ」
...私は職業の方を二日ばかり休むことにしました...
夢野久作 「所感」
...休む間なく進ましむ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...ゆっくり休むがいい...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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