...休むだけでも可いんです...
石川啄木 「葉書」
...午後の課業を休む事さへあつた...
石川啄木 「二筋の血」
...部屋へいってゆっくり休むがいい...
江戸川乱歩 「大金塊」
...寺内文庫で新聞を読みながら休む...
種田山頭火 「行乞記」
...私は休むことも停まってることも出来ない...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...馬の方で休むことを承知しません...
豊島与志雄 「天下一の馬」
...日陰で時間をかけてゆっくりと休むと...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...もしか怒つて休むのぢやないかしら...
中勘助 「銀の匙」
...日が洩れてゐるその一つ木に腰を下して休む...
橋本多佳子 「椎の実」
...おれは休む時を持って生まれなかった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...八月に若し此っちを休むならぜひ来てくれと言ふ話だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...また彼の周圍の人々にも休むことを許さないのだ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...しばらく休むことにした...
堀辰雄 「ルウベンスの偽画」
...その間寸時も休む事なし...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...このように蝶は鶴の背に留まり通しで鶴は少しも休む事ならずついに労(つか)れ死んでしもうた...
南方熊楠 「十二支考」
...よく用心して休むし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どんなにせわしい日でも食事の時間だけは休む...
柳田国男 「木綿以前の事」
...少し休んで行こうぞよ」「よく休むなあ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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