...休むだけでも可(い)いんです...
石川啄木 「葉書」
...教育は一日も休むことのできぬ実際の事業で...
丘浅次郎 「生物学より見たる教育」
...この頃(ごろ)の暖い春日和にはそれをいろんな木に懸けて休むが...
薄田泣菫 「茶話」
...しかし父は仕事を休むわけにはいかなかった...
壺井栄 「二十四の瞳」
...休むと宣言(せんげん)したとき...
壺井栄 「二十四の瞳」
...砂の上に敷いた藁の上で休むことになる...
中島敦 「虎狩」
...その人間が自分一人の用事のために学校を休むなぞといふことはなりません」と...
中原中也 「引越し」
...いま一方は休むというふうにしてある...
中谷宇吉郎 「異魚」
...「ここらに休む所はないかね」「もう十五丁行くと茶屋がありますよ...
夏目漱石 「草枕」
...いつも休む一本の垣根(かきね)の竹の上に...
新美南吉 「赤とんぼ」
...身体の弱い者に、無理な勤めをさせ、少しでも休むと、物も食わせないばかりか、犬畜生にも劣った折檻(せっかん)をされ、とうとうもう助からないという大病人になってしまいました」「…………」「そうなると、助からない病人の世話をして葬(とむら)いを出すのが馬鹿馬鹿しくなって、私に五十両という大金を工面させて、死骸同様の娘を無理強いに親許身請をさせ、万一丈夫になった時は、二度の勤めをさせるという証文まで取って、ときどき医者をよこしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...休むことばかり考へて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一日休むと、雨の続いた日が困るので、我慢して店を出すことにする...
林芙美子 「新版 放浪記」
...下手の考え休むに似たりで...
平林初之輔 「五階の窓」
...泥炭の火の前で休むのはうれしいことだった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「漁師」
...いつも部屋の隅の炉端へ行って燃えがらと灰にまみれて休むのでしたが...
水谷まさる 「シンデレラ」
...気楽に休む時間や...
シュミットボン Willhelm Schmidt-Bonn 森鴎外訳 「鴉」
...國会は一時休むことになります...
文部省 「あたらしい憲法のはなし」
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