...官衙や學校と同じに休む...
石川啄木 「菊池君」
...風を懐(ふところ)へ入れ足を展(のば)して休む...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...夏木やゝ衰へたれど残暑かな百姓の木蔭(こかげ)に休む残暑かな秋の山首をうしろに仰ぎけり九月六日 句謡会...
高浜虚子 「六百句」
...ゆっくり休むが良(え)え...
田中貢太郎 「参宮がえり」
...然(しか)しもう一瞬間(しゆんかん)とても休む気にはならない...
永井荷風 「すみだ川」
...休むつもりで寝台の上にいる――だが病人ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこでしばらく休む...
中里介山 「大菩薩峠」
...「どうせ休むなら早い方がいいね...
夏目漱石 「明暗」
...一日休むと、雨の続いた日が困るので、我慢して店を出すことにする...
林芙美子 「新版 放浪記」
...少し休むと十二時半...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...そこに獅子の皮を敷いて少し横になって休むことにしました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...ゆっくり休むがいい...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...やがて右手を頬杖(ほおづえ)に突きて暫(しばら)く休む...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...そなたは次の室(へや)へ退って暫(しば)し休むがよかろうぞ」不興気な呉羽之介の声音(こわね)をきいて...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...取引所の業のひまを偸(ぬす)みて足を休むる商人(あきうど)などと臂(ひじ)を並べ...
森鴎外 「舞姫」
...ゆるりと草枕に休むがいい...
吉川英治 「私本太平記」
...休む暇といったら桑(くわ)の実とか野生の梨(なし)とか...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...朝の膳にもまた酒を取り寄せて今日は一日この雨を聞きながらゆつくりと休むことにした...
若山牧水 「熊野奈智山」
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