...時間は休みの喇叭(らっぱ)までにたっぷり二十分は残っていた...
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...休みになったらいつでもおいでになって...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...東京から遠すぎるし、場所も淋しいから、夏休みにも、たいてい沼津の母の実家のほうに行ってしまう...
太宰治 「正義と微笑」
...どうにかお休みにだけはなれますから...
豊島与志雄 「沼のほとり」
...中休みにハナでもしましょうか...
豊島与志雄 「祭りの夜」
...ねころびながら画の本でも見て一休みしないことにゃとてもまた出掛けるなんていう元気はないからな...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...少くも二週間は夏休みをとることができる...
中谷宇吉郎 「日本のこころ」
...不断の休みなき勉強と修業をせねばならない...
萩原朔太郎 「老年と人生」
...見る目も苦しければ今宵は休み給へ」と繰返し諫(いさ)める妹のことばもききいれず...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...役所の休みを利用して...
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」
...お休みでゐらつしやいますが‥‥」ふじ子は...
林芙美子 「濡れた葦」
...……電気休みの日...
原民喜 「壊滅の序曲」
...またパンを噛りながらひと休みした(一一・一五〜・四〇)...
松濤明 「春の遠山入り」
...もとは路傍に休み石というものが...
柳田国男 「母の手毬歌」
...休みなしに話した...
山本周五郎 「ちゃん」
...お前たちも骨休みをして...
吉川英治 「江戸三国志」
...「きょう一日は旅も休みぞ」と...
吉川英治 「私本太平記」
...別に休みたい訳じゃないけれど...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索