...すこし休まずにはいられない...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「旅なかま」
...彼は愛宕下から休まずにてくてく歩いて来たことを考えだした...
田中貢太郎 「雑木林の中」
...―――」幸子が金切り声を挙げながらも休まずに駈けて行った...
谷崎潤一郎 「細雪」
...毎日休まずに責めたてている...
知里真志保 「あの世の入口」
...そういうことを規則正しく一瞬も休まずに続けた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...ちっとも休まずにいるものだから...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...他の人は休んでも私のみは一日も休まずに勉強した事もあった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...立場(たてば)へは休まずに宇都谷峠(うつのやとうげ)の上りにかかりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...平気で江戸まで休まずにやって来る者がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...僕は寸暇も休まずに書き殴って来た...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...そのそぞろ歩きを一瞬たりとも休まずに...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...「われわれが注意しはじめてから、雨の日も風の日も、休まずに、もう三週間もつづいているんですがねえ」柚子は麻布霞町の家から都電で品川まで来て、川崎行のバスに乗るから、当然、大森海岸で降りるわけで、これにはふしぎはないが、四十分もそんなところに立っているというのは尋常でない...
久生十蘭 「春雪」
...休まずにやんなさい」フレッドさんがつづけた...
久生十蘭 「だいこん」
...ろくろく休まずに行く...
松濤明 「春の遠山入り」
...お主の細工ものの様な足が一寸も休まずに歩くのを見ると目の廻るほど私は気にかかる――精女 いつもいつも御親切さまに御気をつけ下さいましてほんとうにマア...
宮本百合子 「葦笛(一幕)」
...それに最初の日には休まずに少し余計に歩いた方が好いのだといふ事も考へたのです...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...師匠は日曜日に休まずに一六(いちろく)に休むので...
森鴎外 「雁」
...すこしも休まずに...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
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