...放火掠奪を行はんとの陰謀を企てたるものにして...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...生れつきの密輸趣味者レッドが鼠をラチェットに売る片手間にこれに托して真珠密輸を企てたのであって...
海野十三 「軍用鼠」
...あるいは一つの会社に従事する人が「トランスバール」に於て革命を企てたのである...
大隈重信 「外交の方針」
...私たち一家のみなごろしを企てるかもわからない...
太宰治 「春の盗賊」
...証明しようと企てる(Les formeslmentaires de la vie religieuse)...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...從つて自動車工業こそ絶對に一等國でなければ企て得ない物とさへ稱されて居ります...
豊田喜一郎 「ボデー意匠審査会 美術の粹を蒐め獨特の形態美へ」
...新婚の夫を殺そうと企てた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...中々思ひきつた企てでもあつた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...明らかにその企ての次第を述ぶること能わざるは...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...出雲の松江へ轉居しようと企ててゐたさうだが...
正宗白鳥 「心の故郷」
...彼らはこれを生産しようとは企てないであろう(訳註――この註は第五版より現る)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...一見はなはだ望ましかるべき企てに見える...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...妄執に繋縛(けいばく)さるる者の企て及ぶべからざる...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...余計な仕業や無益な考えや企てを捨てる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼らによってますます工藝の美が冴(さ)えるとはいかなる造化の企てであろうか...
柳宗悦 「工藝の道」
...ただ家々だけでの思い思いの企てではなく...
柳田国男 「年中行事覚書」
...近日巴里(パリイ)を去られる博士は其(それ)等の人人へ告別の為に忙(せは)しい中から特に此(この)再遊を企てられたのであつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...太平洋を横断して帰航することを企てたのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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