...折角企てた支那旅行も...
芥川龍之介 「上海游記」
...というようなことのもうない新生活を始める企てをするというものがどれだけあることだろう...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...三度びそれを企てて三度び追放され...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...又それを企ててはならない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...とも角も社会の分析から出発して意識を取り扱おうと企てたのはデュルケムの勝れた見地であった)...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...而もこの企てが、他ならぬ文学的自由主義という意識の下に行われたのであった...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...そこで之を説明しようと企てるのが他の一つの説明の仕方である...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...誇るべき企てを永久に果たしたという楽しい思いに満たされるようになりますよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...家中の陰謀の企てなど...
直木三十五 「南国太平記」
...一王国の生活を企てている...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼の平生に似合わぬ冒険を試みようと企てたのである...
夏目漱石 「門」
...今村知商の『因帰算歌』(一六四〇)のごとく歌によって算術を記そうという企ても早くから見えている...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...とうていこの愚かな企て*を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ある気高い企てを決意した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...企ての内容を人に知らせることは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...他の多くの鳥たちの企てられぬことであった...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...何か企てのある時は多く雨を忌んで晴を喜ぶ...
若山牧水 「樹木とその葉」
...政治的権力を教会の下に置くという彼の企ては...
和辻哲郎 「鎖国」
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