...大きな広い闘争の仲間入りをした方がどの位いゝかしれない...
伊藤野枝 「惑ひ」
...昔を忘れたのは余り褒(ほ)められないが幇間(ほうかん)芸人に伍する作者の仲間入りを屑(いさぎよ)しとしなかったのは万更無理はなかった...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...ふたりで仲間入りをしたのです...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...諸君自らが掠奪者の仲間入りをして...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...征服者の階級に仲間入りをして...
大杉栄 「征服の事実」
...そんな大それた嘘の仲間入りをするよりはと...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...ちっともきみなんかに仲間入りしてもらいたくないかもしれないんだ……」彼らは別れて行った...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...機会さえあればいつでも陣営を脱して中流人の仲間入りをしようとばかり考えている...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ちと剛健党(ごうけんとう)の御仲間入りをやろうかな」「無論の事さ...
夏目漱石 「二百十日」
...もはやキキ等の遊戲に仲間入りすることが出來なかつた...
堀辰雄 「羽ばたき」
...私は妖精の仲間入りをする...
堀辰雄 「麥藁帽子」
...この頃は私達の仲間入りをし出した...
堀辰雄 「麥藁帽子」
...かつは同輩として若い人たちの仲間入りをするために...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...尚今後も引続き其仲間入りをせんとて...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...恋歌などを作って普通の文人の仲間入りをするのは...
柳田国男 「故郷七十年」
...茶店のおやじが梁山泊の仲間で……そして?」「仲間入りを望む者は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...仲間入りの水を向けてみるものの...
吉川英治 「新・水滸伝」
...仲間入りを約したのは...
吉川英治 「新・水滸伝」
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