...彫刻界の発達進歩の事に骨を折る会合であると思ってこの会に仲間入りしているのでありますからして...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...二十三や四でもう先の年功加俸だのなにかの計算をして暮らしているような馬鹿の仲間入りをしていたら...
辻潤 「ふもれすく」
...思ふに汝も其の仲間入りをしやうな(perhaps you would like to join them?)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...恐ろしいけれども面白いので折々仲間入りをさせてもらつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...かつ死なぬ人々の仲間入りも出来候えば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...失業大学の仲間入りをしたのは...
戸坂潤 「社会時評」
...森山啓(後の二人の詩人兼評論家は最近「作家」の仲間入りをしたとも云うことが出来よう)...
戸坂潤 「文芸評論の方法について」
...さう云ふ議論の仲間入りをして...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...皆この実験室で兎のお仲間入りをしているのだから...
中谷宇吉郎 「兎の耳」
...客はお喋りの仲間入りをして...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...私がお前たちの仲間入りをしたいのにしかもわざと孤独に生活するのをお前たちが見ても...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...男でさへあれば誰だつて即座に仲間入りしても平気な踊りである...
牧野信一 「円卓子での話」
...つい仲間入りをして...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...仲間入りをしない者がいくらかあった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...いつでも仲間入りする女中のハンナがいいました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...そして皆の話をその仲間入りをせずに黙ってきいているのを好む...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...今年は私たちの卒業五〇年の記念のクラス会をするのだとて私も仲間入りさせられました...
柳原白蓮 「私の思い出」
...これほどまでにみんなが手をつくして仲間入りをすすめているのに...
吉川英治 「新・水滸伝」
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