...もとからあなたと民子は非常な仲好しでしたから...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...国と国とが仲好しになった徽(しる)しとみなすことはできぬ...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...助手のポールトンとまで仲好しになっているのである...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...分けてもローゼマリーと仲好しになって...
谷崎潤一郎 「細雪」
...わてとえらい仲好しで...
谷崎潤一郎 「細雪」
...蒔岡(まきおか)さんの奥さんとは随分仲好しなんだけれども近頃は掛け違って長いことお目に懸らない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...今日からあの立派な子供と仲好しになるのかと思うと...
谷崎潤一郎 「少年」
...小夜子の仲好しの友達なぞと遊ぶ幾日かの昼や夜をもつことができた...
徳田秋声 「仮装人物」
...仲好しになつたいとこの克巳にあへるといふこと...
新美南吉 「疣」
...平次の女房のお静とは仲好しの美しいお品――は翌(あく)る日...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...血へどを吐いて死ぬかも知れねえ」さう言ふのは主人(あるじ)多の市の仲好し...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若樣とは大の仲好しでしたがね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前は下女のお友と仲好しになったようだから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...中村と大の仲好しで...
堀辰雄 「Ein Zwei Drei」
...私はその犬と大の仲好しだった...
堀辰雄 「花を持てる女」
...彼と大の仲好しの...
堀辰雄 「晩夏」
...すつかり仲好しになつて...
槇本楠郎 「掃除当番」
...これは六つに九つの姉妹の一番の仲好しで...
若山牧水 「樹木とその葉」
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