...ある日仲のいい友達と二人でポオトランドの或る倶楽部に往つた事があつた...
薄田泣菫 「茶話」
...そばにいるのは日頃(ひごろ)仲のいいコックのジムです...
塚原健二郎 「海からきた卵」
...けんかでなしに別居している夫婦の仲のいいわけがわかるような気がする...
寺田寅彦 「破片」
...しかし仲のいい時に...
徳田秋声 「爛」
...やはり仲のいい間がらではあり何か起こった場合にはできるだけの方法で助け合うことにはなっていたが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その仲のいいことは言うまでもありません...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...私のいちばん仲のいいお友達よ...
中里介山 「大菩薩峠」
...仲のいい夫婦だからいいようなものの...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...隨分仲のいい御夫婦で...
林芙美子 「或る女」
...私の仲のいい友達が...
林芙美子 「落合町山川記」
...仲のいい友人も一人もありませんでした...
林芙美子 「文学的自叙伝」
...夫婦仲のいい判官や府生(ふせい)の北ノ方...
久生十蘭 「無月物語」
...いかにも仲のいい二人の共同編輯らしく...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...ほかにも仲のいい方がいるでしょう...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...みっちり仲のいいところを...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そう一番仲のいい子が来るような気もちになるのじゃない?――お前がそれをちゃんと知っているのじゃないか知ら?――」お俊はそう言って自分らしくもないと思って赧(あか)くなったが...
室生犀星 「童話」
...平和な・仲のいい・夫婦ほど...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...文昭と仲のいい高官もいる...
吉川英治 「新・水滸伝」
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