...そこに小鳥はらく/\と仰けにね転んだ...
伊東静雄 「詩集夏花」
...觀るのはいい加減にしてまた寺務所の一室に戻つて來て外套にくるまつたまゝ仰けに寢てゐた...
近松秋江 「湖光島影」
...仰けになっていた身体を跳ね起きて...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...何んかの彈(はず)みで仰け反るところを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...籐椅子や仰け反つたまゝ黙つて庭を眺めてゐると...
牧野信一 「タンタレスの春」
......
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...板敷の上へ仰けになって落ちた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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