...率(い)ざ自分が筆を執る段となると仮名遣いから手爾於波(テニヲハ)...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...こういう仮名遣いだから仕方がないというふうに教えられたのであります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...果ては文部省の仮名遣い案...
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」
...手紙も改良仮名遣いで押し通し...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...仮名遣い問題のうるさかった時で...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...句の仮名遣い、漢字か仮名か、ルビ付けなどは、特に複数の出典があるような場合、かなり「揺れ」が見られるものである...
藤野古白 「藤野古白句集」
...基本的に原句の旧仮名遣いのままとしたが...
藤野古白 「藤野古白句集」
...仮名遣いに注意せざりしことにもしるけれど...
正岡子規 「俳人蕪村」
...まして字体が読みにくかったり仮名遣いが誤っていたり...
柳宗悦 「民藝四十年」
...日本の法制にはどうして仮名遣いが二通りあるのかなどと聞く...
柳田国男 「故郷七十年」
...仮名遣いがどうとかこうとか...
柳田国男 「故郷七十年」
...麹を今の仮名遣いでカウヂと書いているのは...
柳田國男 「食料名彙」
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