...「どぜう」と平仮名で白く抜いてある紺のれんをわけて...
高見順 「いやな感じ」
...片仮名で手紙の書けなかったわけも話そう……と諦(あきら)めて...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...ことにむずかしい字には圏点(けんてん)をつけてそのそばに片仮名でルビをふってみせた...
田山花袋 「田舎教師」
...仮名で書いて貰った口上書を弁慶読みにしながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...漢音ではtの発音を保存したようである(仮名ではツと書かれているが実際はtと発音したらしい)...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...国語の音は万葉仮名で書いてあります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...言語の音を写した万葉仮名(仮名や片仮名でもよろしい)によらなければならないのでありますが...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...仮名では同じに書く三つの仮名が...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...どういう仮名で書いてあるかということを見れば...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...「許」も「己」も「古」も「こ」の仮名であると考えているのであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...かようにして普通の仮名で書き分けられないような区別が上古の万葉仮名に発見せられたのであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...右の「怒」の類の仮名で書かれている「野」「角」「偲」「篠」「楽」などの諸語は...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...仮名ですからこう申しても...
浜尾四郎 「死者の権利」
...キカンブカフ 一ドー セーラー ショクンと電報文みたいに片仮名で書いてあった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...すなわちいわゆる万葉仮名である...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...教科書の馬鈴薯の字面を仮名でジャガイモと御改訂あられん事を日本教育のために希望致します次第であります...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...うりものと仮名で貼札してある...
眞山青果 「茗荷畠」
...久しい間まずは平仮名で通っていたものである...
柳田國男 「地名の研究」
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