...この処に一人の男(仮令(たとえ)ば詩を作る事を仕事にしている)があって...
石川啄木 「性急な思想」
...かくして理想主義なるものは各人が皆な自己の理想を最高なるものの如く思惟し仮令それが他の人々に如何程馬鹿々々しく或は不必要に又恥かしきものと見ゆるとも当人はそれが為めに生死を共にして悔ひないものであるといふことを認める事が出来る...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...仮令(たとえ)貴様が俺を看破らなかったとしたところが...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...兄が申しますには『仮令(たとい)この娘さんが...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...というのは蕗屋は仮令彼が犯人でなかったとしても...
江戸川乱歩 「心理試験」
...仮令僅(わずか)でも違っていたのは...
江戸川乱歩 「双生児」
...仮令もう一人の百姓の証人――彼はダンスのイロハも知らない素朴な農夫だ――が...
大阪圭吉 「花束の虫」
...仮令あつたにしても...
田山録弥 「ある日」
...仮令(たとい)自分が芳子をその二階に置いて監督しても...
田山花袋 「蒲団」
...「憚りなく、申せば――某(それがし)修法を行う前に、申し上げたる如く、仮令、御幼少の方とは申せ、某にとっては、天地に代え難き、御主君にござりまする...
直木三十五 「南国太平記」
...これを持ち出して――」「それはいかん」「身は、仮令、当家が、半地になろうとも、お身を殺しとうない...
直木三十五 「南国太平記」
...仮令(たとい)世界何億万の人口を挙(あ)げて化物の域に引ずりおろしてこれなら平等だろう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...仮令(たと)い教師先進者に行逢(ゆきあ)うとも丁寧に辞儀するは無用の沙汰(さた)なり...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私などが仮令(たと)い時の洋学書生であっても災に罹(かか)る筈はない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...仮令(たと)い用事がなくても毎便必ず手紙を遣(や)らない事はない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...仮令(たと)えば作家が直接に人生に触れ自然に触れて実感し得た所にもせよ...
二葉亭四迷 「平凡」
...仮令それが自分の独り言であつても...
牧野信一 「沼辺より」
...自分の様な者が詩を添削して遣るのに仮令(たとへ)五十銭にしろ謝礼として会費を学生に出さすと云ふ事を心苦しく思つて居る...
與謝野寛 「執達吏」
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