...わたしには令弟が二人います...
...私は令弟と令妹がいる大家族です...
...彼女は令弟を溺愛しているようです...
...彼は令弟と共にボランティア活動をしています...
...彼女は令弟と同じ学校に通っています...
...その人は公使の親友で大阪の勝田男爵の令弟だとのことでした...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...御身の令弟であり我らの親しき友である...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...横井君は令弟の容態を心配だから...
田中貢太郎 「屋根の上の黒猫」
...横井君は令弟のことが気になるので...
田中貢太郎 「屋根の上の黒猫」
...令弟は気息えんえんとして...
田中貢太郎 「屋根の上の黒猫」
...御令弟の方もそれに劣らずお口上手でありまして...
谷崎潤一郎 「細雪」
...国森令弟わざ/\海の幸――小鯛一籠――を持つてきて下さつた...
種田山頭火 「其中日記」
...令弟に案内されて市内見物...
種田山頭火 「旅日記」
...令弟から安達君は到頭(とうとう)先度の傷の為に亡くなった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...桑木雄博士は桑木厳翼博士の令弟で...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...「おいでになるのは御令弟だけですか」「いやほかに一人弟(おとと)の友達で向(むこう)からいっしょに来たものが...
夏目漱石 「門」
...「御出(おいで)になるのは御令弟(ごれいてい)丈(だけ)ですか」「いや外(ほか)に一人(ひとり)弟(おとゝ)の友達(ともだち)で向(むかふ)から一所(いつしよ)に來(き)たものが...
夏目漱石 「門」
...巌谷氏(小波氏の令弟冬生氏)と...
牧野信一 「「三田文学」と巌谷夫人」
...令弟たちが成業して送金に参加するまで二十五円を下ることがなかった...
武者金吉 「地震なまず」
...令弟明光医博とお名前を交換した方が適当かとさえ思われたが...
武者金吉 「地震なまず」
...ちょうど米国帰りの十文字大元氏(代議士十文字信介氏令弟)が無理から頼まれての説明役...
山本笑月 「明治世相百話」
...春になつて令弟と一しよに筑波の西へ來られた...
横瀬夜雨 「女子文壇の人々」
...已にしてまた之を想ふ、人生れて疾を天に享く、素より極めて悲むべし、然れども人生れて才藻の嬖寵を詩神に享くるに至りては、世孰れか之を庶幾し、之を望んで得るものぞ、天地たゞ僅に一の詩人あり、よく足を※て以て、此の祝福を保つを得べし、夜雨已に身病ありと雖も、家庭穆々として家に慈なる父母あり、悌なる令弟あり、書窓五頃の庭以て地の花を養つて目を慰むるの資となすに足るなり、これ已に至福、况んや心の花の才華燦爛、心を慰むるの資、しかく深くして、しかく大なるものあるをや、あ夜雨、果して生を禀くるの至幸ならずと云はんや、至幸ならずと云はん乎...
横瀬夜雨 「花守」
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