...一度これを忘れればすべての教育は蓄音機や活動写真で代用する事ができるようになると同時に...
寺田寅彦 「蓄音機」
...後には一片の彫刻物で代用するようになり...
寺田寅彦 「話の種」
...残り半数をhで代用するというような試験的便法を取って第一歩を進める事もできる...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...先の知覚に代用するに過ぎない...
戸坂潤 「技術の哲学」
...後に玉を代用するに至ったもので...
中山太郎 「屍体と民俗」
...信濃丸(しなのまる)船中にて新渡戸稲造(にとべいなぞう)第一章 男一匹神と獣類の間に立つ人外国語では人という名詞(めいし)をただちに男(おとこ)に代用するが...
新渡戸稲造 「自警録」
...古来あった筆の文字に代用することはない...
新渡戸稲造 「自警録」
...あの大管弦楽団の代用する機械は素晴らしいものだったに相違ない...
野村胡堂 「音波の殺人」
...他のものをもって代用することは出来ないのである...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...などの色によつて食事券をも代用する...
長谷川時雨 「むぐらの吐息」
...ほかのどんなものでも代用することのできない大切な象徴だった...
久生十蘭 「だいこん」
...よくその不潔を忍んで布を代用するは...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...若芽が莢豌豆とアスパラガスの匂ひを兼ぬるからそれらに代用する...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...下等な店では蛇を代用するもあるらしい...
南方熊楠 「十二支考」
...これも鉄線を代用する時代が来たらどう変るか分らぬ...
柳田國男 「地名の研究」
...その彼らはまた処女の神聖を神にささげると称して神殿を婚姻の床に代用する...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
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